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September 6, 2006
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今週もレディスデーで映画を観る。
日本沈没

説明するまでもない小松左京のベストセラーの映画化。
震災を経験した人は辛い映像だろうな。
わたしも関西で被災したとは言え東西に揺れただけで大きな被害はなかった。
原作者の小松左京も大阪の箕面市に住んでいて被災、
阪神高速の橋脚が倒壊しているのを見てショックを受けたと言う。
原作を読んだ覚えがないのでストーリーがオリジナルに忠実かどうかは不明だが
1964年から執筆を始めた小説とはある程度設定が違うだろう。
原作本があるとなればどうしても本を読みたくなる。
(誰かに「両方見んでもええやん。めんどくさ。」と言われたことがあったっけ)
ということで映画館を出てさっそく書店へ行き上巻を購入。
早速映画とずいぶん違うところが出てきたぞ。
映画では豊川悦司さん演じる地球生命学専門の田所博士は、原作では
「波止場の、金バエがわんわん飛ぶコンクリートの上を、
 幅のひろい小肥りの人物が、汗をかきながら走ってきた。」とある。
かっこよくなりすぎ、田所センセ。(笑)

映画の感想としては、
ん~シミュレーション映画って感じかな。
俳優さんたちの演技にぐっと泣かされるシーンもあるけど
殆どずっと「わたしがこの場に遭遇したら」を考えながら見ていた。
一番印象的だったのは
草なぎくん演じる潜水艇パイロット小野寺俊夫の母を演じていた長山藍子さん。
日本中がパニックに陥り海外脱出に必死になっているとき
亡き夫と過ごした思い出がいっぱいの家にとどまることを決意する。
その潔く優しい笑顔に、母として女性としての強さを感じた。
(映画ではその決断が結果的に命を落とさずに済むのだ)
わたしならどうするだろう。
大阪の家も、相方のこの家も、どちらも真っ先に沈むはず。
わたしならどうするかなぁ・・・

映画の帰りスーパーで買物。
朝から日本中がお祝いモード。
ほら、こんなところでも。
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最終更新日  September 6, 2006 06:57:06 PM



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