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カテゴリ:ゲーム
……の前に、今日の帰りにらしんばんに寄ったら
書籍コーナーの前で「アカシとクロコが……」というのを耳にして、 思わず反応して見てみると、手にした本について話しているよう。 あかあかのアンソロ本なんて出てたっけ?と思わず少し覗き込んでしまいましたが、 次の瞬間には、「朱史と黒狐」→「赤司と黒子」という事に気付きましたw 大体「クロコ→黒狐」と瞬時に脳内変換してしまいましたが、 黒狐→クロギツネですしね(ー▽ー; らしんばんに寄ったのも、あかあかCD安く売ってないかな~と見にいったのですが、 PSP版ソフトについて先に結論からざっくりいえば、 ストーリーやキャラは期待以上ではなかったにせよ、それなりに面白かったです。 【花帰葬】を基準に期待していたせいもあって、シナリオの完成度や深さがちょっと足りなくて、 特に全部クリアしてもハッキリしない事が多すぎるのは詰めの甘さを感じます。 また、どちらかというと作り手が作りたいように作った、こだわりたい点だけこだわったという感じで、 あまりプレイする側の快適さ・満足感にはそこまで配慮していないというか、 不親切だな~と思う点が結構多かったです。 以下、具体的に書いていきますが………… まず、攻略難易度が高いのは別に良いのですが、 周回プレイが手軽に出来る仕様ではないのが最大の難。 逆に言うと、周回プレイに手間も時間もかかるくせに、 攻略難易度だけは高いっていうのは大きなマイナス要因ですね。 これはシステムの問題も大きいし、システムについては後程別に書きますが、 特に無駄に高いやりこみ度と思ったのが「もくじ」。 イベントタイトルリストなのですが、 他のゲームのように一度見たイベントを見られるという訳でなく、 ずらーーっと並んだタイトルを見られるのみ。 イベントタイトルはかなり凝って考えられてるらしいですが、 ゲームプレイ中に一々セーブしないとイベントタイトルなんて確認できないし、 「もくじ」に並んだタイトル見ても、どれがどのイベントなのか分からないし、 で?と思う気持ちの方が大きいです。 そんな事をいうと一生懸命考えたライターさんには本当に申し訳ないですが、 こだわって欲しい所が違うというか、タイトルがいかに素晴らしかろうと大事なのは中身であって、 回想でタイトルだけ見ても特に感じることはない訳で…。 更にEDやスチル、もくじに達成パーセント表示がないのもちょっと不満。 全部揃ったのか、今どれくらい揃ったのか、 一々ページ送りしながら確認しないといけないのが面倒くさいです。 スチルの並びも普通はゲーム進行順に並んでいるものですが、 中途半端な位置にEDスチルがあったり、 キャラごとに分類もされてないので余計にバラバラしてる印象しかないです。 システムに関しては、最近PSPのノベルゲといえばロゼが8割、 時々他社ゲもやる程度でしたが、 未だにこのレベル?と思ってしまうようなシステム環境でした。 まず最初に書いたようにデータをインストール出来ない為にUMD音がうるさいし、 動作も悪いし、2枚組のために検証プレイ中は一々交換するのが本当に面倒。 システムデータが自動セーブじゃないのも驚きました。 セーブやロードする度に、まずセーブデータをセーブ(ロード)した後、 更にシステムデータを別にセーブ(ロード)するように要求されるのです。 普通セーブデータを上書き保存した時に、 システムデータも自動保存されるものですが、 そうじゃないのは久々というか、初めてかも…。 加えて、システムデータだけ保存というのも出来なくて、 例えばロゼゲだとイベントコンプの為に一定程度進めた後、 システム画面を開いてゲーム画面に戻るとシステムデータだけ自動保存される為、 クイックロードで戻ってまた別の選択肢or行動をしての繰り返しで楽なんですが、 これは一々セーブデータから保存しないと駄目っていう…。 セーブデータも攻略キャラルート分かれた後はそのキャラの顔画像が表示されるのが普通ですが、 このゲームはそんな気遣いも全くありません。 イベントタイトルの紛らわしさも手伝って、あれこれセーブしている内に どれが誰ルートのデータか、どの段階でセーブしたものか分からなくなることが度々。 やればやるほど【花帰葬】と同じプロトタイプだったらと思わずにいられませんでしたが、 今月20日に出た【蝶の毒 華の鎖】のPSP/VITA版がプロトタイプなので、 まさかそれとぶつかるからプロトに開発を断られたという訳ではないかもしれませんが、 だったらヒューネックス辺りでも良かったんだけどなぁ…。 あとBLっぽいのは【花帰葬】からでしたが、 あっちは主役の玄冬と花白だけだったのに、 こっちは攻略ルートによって主人公の由が思い入れする人が変わるため、 なんというか普通にBLゲをやってる気分になりました。 特に嵯峨野ルートは由らしからぬ執着ぶりといい、 EDでは「理由は分からないけど、この人の傍にいたいと思う」とか、 いやもう完全にBLじゃね?と思わずには…。 だったら、いっそBLゲとしてキャラの気持ちをもっと深く突っ込んで濃く書いてくれた方が Lamentoやファナティカのように面白くなった気もしたり。 ……と長々批判めいた事ばかり書いてしまいましたが、 そう言いつつ、ゲームクリア後に早速、PC版や副読本等の関連物をポチってる自分がいます(爆) PSP→PC版の流れは花帰葬の時と全く同じですが、 特にPSP版で削除された嵯峨野のED11がやっぱり気になる~(>_<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月27日 11時15分05秒
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