「REALA ACE」モードのテスト
X-H2に「REALA ACE」モードが利用できる最新ファームウェアを入れてテストした。とはいっても蚊が寄ってきそうだったので、ちょろっとだけ撮影した。撮影条件X-H2 ver5.00XF35mmF1.4R(F2.8)絞り優先(露出補正なし)ISO640WB:晴れ曇りDR100手持ち撮影左上 PROVIA 右上 Velvia左下 ASTIA 右下 REALA ACE手持ち撮影でめんどくさかったので、PROVIA・Velvia・ASTIAは、フィルムシミュレーションブラケットで撮影し、その後手作業でREALA ACEに設定変更して撮影してある。本来のテストなら、三脚固定で露出も一緒にして行うべきだろう。でもめんどくさい。スタンダードのPROVIAは、悪くはないがちょっと固い。色の濃さ深さでは、やっぱりVelviaが一番。個人的には、花火の時に多用している。最近のマイブームはASTIAだ。色変化が固くなく、トーンが出る。そこで新しいREALA ACEを見てみよう。ちょっと明るく写っているのは、他の3枚はオートブラケットで1/3200sだったのだが、これだけ1/2000sとちょっと露出が違う。やっぱりテスト撮影は、マニュアル露出固定にしてサクッと撮影しなきゃダメだ。ASTIAと近い感じで、色変化のトーンがいい。ただ違うのが、葉っぱの質感と色の出方。ASTIAの方は、ちょっと薄黄茶がかっているというか色が深いしくすんでいる。(PROVIAよりマシ)葉っぱの色の出方とトーンは、REALA ACEが一番素直でいい。Velviaと比べると、Velviaのどぎつさが目に付く。<個人的総評>花を撮る時は、REALA ACEをメインにしてもいい。今回、アジサイが咲いていたからこれにしたのだが、もうちょっときれいに咲いたのがあればよかったがもう終わりかけ。昔々REALAが発売された頃、パンジーとか赤紫色の発色をよく出せるように開発されたという。第4の感色層を追加させた特殊フィルムだった。なので、テストにはこの色のアジサイを選択した。今度真面目にテストした方がいいような気もする・・・。