SKY-WATCHERの新型赤道儀について
SKYWATCHERから新しい赤道儀が2機種出るらしい。CP+で話があったのかな?あの時気になったのは、エタロンフィルター内臓の太陽望遠鏡だけ。あれの発表はまだかいな。発表されたのがWAVE100iと150iの2機種。基本的に搭載荷重違い。注目するのは150iの方。駆動方式がちょっと面白い。ステッピングモーター + ベルトドライブ + 波動歯車装置のハイブリッド。トルクと高速移動を波動歯車が担当し、ステッピングモーターがガイド精度を高めるのだろう。どう切り替えるのかな?オートクラッチ機構でも入ってるのかな?これは100iでも変わらないと思う。前々から私が理想としてた赤緯側にオートガイド端子とUSBハブが付いている!PWR OUTは冷却カメラが使うとしたら、USBポートは2つ欲しかった。でも、ハブを付けてしまえばいい事だ。赤経側ベース上部にコネクター類が集中しているのもいい。赤道儀用とハブや赤緯側の電源用と2系統の電源入力も素晴らしい。ただ気になるのが、赤道儀接続のUSB-B端子が多分2.0仕様だと言う事。赤緯側のA端子の色は3.0の青だぜ。そして、こっちのハブAは2.0?冷却カメラは3.0が主流だよ。3.0の2階建てBタイプになぜしないかな。詰めが甘いぜ。そりゃ先々を考えてUSB-Cという選択でもいい。それなら電源供給も含めUSB-C1本で済むようにしてしまった方が良い。赤道儀ベースにはfor PCのUSB-Cが1つで、外部機器用ハブ接続のUSB-Cの2つだけの端子にできる。あーそうか。Macじゃないんだから、PCのUSB-C端子から大電流は出せないか。なら、電源接続は残してもいい?ハブ用電源は、for PCのUSB-Cでって・・・ああ無茶っぽいわ。やっぱり電源は、安全を見るなら2系統がいいか。正直なところUSB-C規格の電源関係の理解が足らず、よくわからん。5−20Vまでは流してもいいよ規格で、受け手側にそれをコントロールさせる機能というか選択肢を与えてるっぽい。何にもなく接続するなら、従来の5V500mAが基本っぽい。2Aくらい行けそうらしいがよくわからん。そしてこのバランス調整機構と言うのがよくわからない。どうも回転をフリー&ロックさせるクランプ?ネジ?らしい。オートガイド時はステッピングモーターになるから、トルクが足らなくなるだろうから極力バランス調整してねって話なのかもしれない。折角トルクのある波動歯車を使うのだから、ざっくりバランスで大丈夫として欲しかったな。この辺は、ガイド精度を取った設計思想からだろう。そしてこの機種も、素通しの極望すらない。頼むから付けてくれよ。今回の赤道儀の発売で、一番気になってるのがWAVE用ハープピラー。クンクン。匂ってきます。なんかAM5に使えそうな雰囲気が。それも、60mmのGP系三脚に使えそうな。約1kgで21,450円と。ZWO純正のハーフピラーは、1.6Kgに29,400円とちょっとお高い。穴の位置が似てるんだよな。ちょっと図面を探すかな。トータルで考えたら私の理想形赤道儀に結構近いが、波動歯車の利点であるざっくりバランスを推奨されてないのが大きなマイナスポイント。そしてやっぱり欲しいよ極望。波動歯車を使ったら、これくらいの価格が今の時代だろう。悪くはないが、買いはしない。今の所、ZWO AM5で間に合ってる。