CP+2022 Vixenで気になる参考出品 その1
今年のCP+2022のVixenはなかなか魅力的。一番はやはり「VSD90F5.5鏡筒」PENTAXが光学関係を売却した時に、Vixenが特許を買い取ったという。そこで出てきたのが「VSD100F3.8鏡筒」で、これの後継になる。F値が5.5と暗くなってるが、495mmの焦点距離はちょうどいい。400mmは半端だった。まだ参考出品だから、このままとは思えない。なぜなら昔々、100mm/400mmF4と一緒に、125mm/800mmF6.4も参考出品していたからだ。名称等覚えていないが、ググれば見つかるんじゃね?あの参考出品から数年して、100mm/380mmF3.8としてVSD100が出てきた。確かあの発売の時に、この機種のためにドイツ(だったかな?)から高級な光軸検査機器を購入した!って触れ込みだった。まぁ発売してみたら、ヘリコイドが悪いわ星が割れるわ周辺減光が激しいわとさんざん言われた・・・らしい。特許と図面だけでなく、技術者と設備オール引き受けたらよかったのにと思うが、企業体力の問題があるよね。そんな筒を私は欲しかった。メーカー小売希望価格:¥682,000 (税抜価格 ¥620,000)うん。むりぽ。2020年に生産・販売終了となり、高価な検査機器はどーすんのかなぁと思ってら、参考出品で帰ってくる?製造の難しいヘリコイドをやめ、無難なラック&ピニオンを採用したのはわからないではない。レンズ構成の変更は当然として、Vixenらしい分厚いレンズを排除したかわりに薄いレンズを、間隔をあけて配置する。位置固定と製造プロセス・精度を考慮したモナカ構造とでも言うか、合理的な設計。肉厚薄く軽くってのが信条のVixenらしい?ただ、衝撃等に対してどうなのか不安はある。あと、カビ生えたら大変だなぁ。がんばれ保守担当だな。細かい所に量産を意識したのが感じられる。価格は・・・40万割ったらすげぇと思ったが・・・先日のVISACの7万からの値上げを見ると、50万は割りそうにないな。先代のVSD100が62万なのだから、それより安くなる方がいいのだけれど。さてどうなるか。そしていつ発売か?本当にこのまま発売されるのか?謎は深まる?他に数点あるからそれは後日。やはり長くなったので、こんかいは「その1」にししとこう。