星宴2023 探訪記 その5
探訪記その5まで来てしまった。そろそろ終わりたい所。暇だったので、天文台へ行った。資料館で宇宙人がお出迎え。メインの口径1,000mm焦点距離10,000mm F10のカタディオプトリック望遠鏡。黄色もつけて、ガンダムカラーにしたら良いのに。土星・木星等を見た。土星は・・・ぶっちゃけTOA-130の方がシャープだった。シーイングにもよるだろうが、口径の大きい方がシーイングの影響を受けやすい。天文台での観望後、もう一度展示品機材で惑星を見ようとした。そしたら、ほんわり見える。レンズに夜露がしっかり。もう良像は望めない。しばらくすると、スタッフさんたちが機材をテント内に撤収。教頭付きの状態で運ぶとか若いな。私なら腰がやられる。借り物機材だから撤収らしい。テント内にみっしゅした望遠鏡達。それなりの高級車が買えるわ。集合を、写真に撮っておけばよかった。暇すぎて帰ろうか悩見つつ散歩。C8で惑星撮影をしている人を見つける。C8にも色々考えるところがあるで質問をする。Q:C8の筒内気流安定化の為に、外気順応にどれくらいかかりますか?A:ん〜、2時間くらいかなorzやっぱりか。遠征主体の私には無理です。車から出してサクッとやりたい。それねら良いものがあるよとゴソゴソ機材を探してくれた。出て来たのが、IPP レンズ型カメラ掃除機 Fujin D「風塵(ふうじん)」のセット。それも面白く改造してあった。EFマウントー31.4mmアイピースアダプターを改造して、31.4mmオスにしてあった。これを接眼部につけて、外気を強制的に入れる。これなら適度に交換してくれるし、ゴミも入らない。そりゃセンサーに付着したゴミを吸い出すのですもんね。賢い!この加工と使い方。こりゃ帰って買いましょう。Q:C-MOSで、大きく撮影出来るくらいの大きさの木星とかの導入をよくできますね。A:ファインダーであらかた入れてたら大丈夫。たわみとかも適当に支えてなんとなく。私)ビクセンのフリップミラーとか買ったんですけど、なかなかうまいこと行かんのですよ。A:それなら、アイピースに十字線の入ったのを使ったらいいよ。私)おお!その手があったか!言われてみたらそれはいい!SP-DXにEQ5GOTOアダプターをつけた頃、ファームアップさせたSynscanで極軸調整機能を使う時に買ったよ。PoleMasterを買ってから使わなくなったから、オクラにあるわ。よしよし。すごくやる気になってきた。Q:最後に一つ。木星をピタッと同じ位置でくるくる回す編集ソフトとかあるんですか? 私が目測でやると、ガタガタ踊ってしまうんです。A:それなら「winjupos」というソフトを使うんだよ。木星は、2−3分くらいで動くから、それを加味した画像を用意したらいい。等間隔で撮影してたら、良い感じに回る。時間がずれたらコマ飛びもするけど。私)良い情報ありがとうございましたソフトの使い方は自習あるのみ。どうしよっかなぁと、トボトボ南側端のベンチまで行く。知りたい情報は得たし、眼福も終わった。参加者の機材や見る対象物が気にならないと言えば嘘になるが、それほど興味が起きない。私の触手が動かないだけで、馬鹿にしてるわけではない。ベンチに座って、北北西側の星景を撮る。方角的に久留米市の光害になるのだろう。これくらいなら、私のホームグラウンドよりいい。羨ましい。ただここが高山だからか、この日の天候だからなのか夜露が凄すぎ。びしょびしょビッシャビシャ。閉会式が9時予定。どうするか悩んだが、帰る事にした。なんかすごーくみんなマナーがいい。駐車場でお湯を沸かしてカップ麺とか居ない・・・。マナーなのかそういったルールがこの会にあったのか。私ならやっちまってた。誰かやってたら、私も湯を沸かしてどうこうしてたけど。会場には、湯沸かし器にティーパックのセルフサービスがあった。誰もカップ麺を作ろうとしてなかった。駐車場で湯を沸かしてカップ麺を食べてたら、翌朝までいたと思う。食べたら眠くなる体質なもんで。0時半ごろ、会場を後にする。