こんこんちきの世界

昨日　帰宅途中で道端を見たら　キジ柄の猫が寝ていた。
一瞬ほのぼのしている光景のようだが次の瞬間かなりのショックを受けた。

ねこの額からは真っ赤な血が流れている。

そして猫は動かない。

まるで眉間に銃弾を浴びたかのように一箇所から出血している。
目は見開いて動かない。

そう死んでいるのである。
きっと交通事故だろう。
額の傷以外　外傷はない。

あ～、見なきゃ良かった。

近くに高校と保育園があるからきっと誰かが葬ってくれるものと考えて
十字を切ってその場を去った。


そして今日もその道を通った。
昨日のことなんてすっかり忘れてipodで音楽を聴きながら軽快に通り過ぎた。
何の気なしにふと見ると　まだ依然として猫はそのまま。


世間をとても寒く感じた。（自分もその１人だけれど。）
だれかお願いします。猫を天国へ送ってください。