|
テーマ:国際結婚 ア・ラカルト(507)
カテゴリ:育児
特に5歳の子は、段々と知恵と知識が 備わってきたのか、微妙な心境を 語ることが多くなってきました。 買物なんかに行くとよく 「あれ~?この子ハーフ?」 とか 「もしかして、お父さん外人?」 ※せめて外国人といってくださいっ! とか、色んな国があるにも かかわらず、唐突に 「この子、アメリカ人?」 または 「この子ら外人?」 ※せめて外国人といってくださいっ! なんて聞かれる事もしばしば。 「わ~、めっちゃ男前やわ~」 「羨ましいワァ」 「やっぱりハーフって可愛いわぁ」 我が子を褒められれば そりゃ、悪い気はしません。 だって、うちの子たち、 世界で一番可愛いもん♪ (親ばか・・・笑) でも、我が子は我が子だからこそ、 なに人だ、ハーフだ、なんだって 気にしたこともありませんが 世の中にはそんな小さな事が 気になる方もいるようです。 そんな大人のやり取りを 横で聞いている息子は 「僕、外国人ちゃう! 日本にいるときは 日本人やし! おばちゃん、何で そんなこと言うん?」 と反論するようになりました。 時々、ホントに涙目になっています。 お相手の方は、息子を褒めている つもりなのですが、息子にとっては 差別的な言葉に感じる事もあるようです。 私達両親は、息子にハーフだとか そういう話しはした事ありません。 むしろ、ダディーとマミーの いいところを受け継いで 他の人が持っていない宝物を 沢山盛っていると教えています。 長男が4歳くらいの時に自らを、 僕は日本人とアメリカ人。 でも、なに人って言うより 僕は僕なんだよ! って話してくれた事があり 私達はそれを尊重しています。 そんな環境の中で息子の心は 自分探しに揺れ動いているようです。 普段から、人を外見や職業で 判断してはいけない。 そして、西洋人だろうが、 アジア人だろうが、 アフリカ人だろうが 皆同じ人間なんだよ。 だから、個人個人を尊重 しなければいけないんだよ。 と息子達に伝えているのですが 「どうして、大人たちは 僕のお顔を見て、 日本人じゃない! って言うの? 僕は、日本にいたら日本人。 アメリカに行ったらアメリカ人。 でも、僕は僕なんだよ。 僕のこと、ハーフだから 男前~とか言わんといて欲しい。 ね、マミー?」 息子の方がずっと大人だと 感じました。 最近購入したファッション雑誌に ラテン系メークが素敵♪ って言うコーナーがありました。 色使いやらなんやら、 確かに私好みの化粧です。 でも、最後に大きな文字で 「褒め言葉はハーフっぽい」 って書いてあって、何だか 心にモヤモヤが残りました。 ハーフってブランドなの? ひねくれてるわけでも 卑下しているわけでも 何でもなくって、 自分は自分。 自然体で行きましょうよ。 みんな違ってみんな素敵なんだよ! それぞれが優しい気持ちになったり 良い事をすれば、心に綺麗な お花が咲くんだよ!! こんな心を教えてくれる 幼稚園に息子達は通っています。 お父さんがアメリカ人 お母さんが日本人。 せっかく、二人のいいところを 沢山受け継いでいるのに 息子達には、ハーフだって事を それをマイナスに受け取めて 欲しくありません。 受け取るべきではありませんっ! 外見で良くも、悪くも 特別扱いもして欲しくないし 子供達の人間性や個性を 大切にして欲しい。 そりゃ・・・ウチの息子達 生まれた時から男前で スカウトとか何度もされています。 でも、それってなんか違うんだなあ。 だから芸能界とかに入れるとか 私は全く興味なし。 また、これからも国籍や外見に限らず 楽しいこと、大変なこと、 色んなことが息子達を 待ち受けていると思いますが たくましく育って欲しいです。 そして、いつも両親や家族が 彼らを愛情もって支えている って事を忘れないでいて欲しいです。 息子たちへ一票! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.12 22:46:08
|