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知育用。
誰もが知っている有名なお化けと妖怪のお話が載った絵本です。 右:お化けのお話9話+その解説。 左:妖怪のお話9話+その解説。 小学生1年~3年が対象の本で、文字も大きくフリガナつきでオールカラー、今読み聞かせるのにちょうどいい感じのレベルでした。 小学生向きのおばけや妖怪の図鑑や百科はたくさんあるのだけど、意外と絵本というのがなくてね、ずいぶんと探しました。 絵本でおばけというと、創作おばけ話ばかりで、定番のお化け絵本集というのはなかなかないのですよ。 児童書にいけば怪談集みたいなのはあるけど、児童書ではなくて絵本って感じで小学生低学年向きのが絵がいっぱいある本が欲しんだけどなあ・・・よくある昔話の寄せ集め絵本みたいなのの、もうちょっと年齢が上の子向けのかんじで有名なお化けや妖怪にフォーカスしたものが・・・創作ではなくて定番もので・・・とこれはちょうどそんな狭間の年齢の子にぴったりの本でした。 <収録作> 雪おんな おいてけぼり 船ゆうれい 子育てゆうれい ろくろ首 食わず女房 きつねの山伏 お園のひみつ 番町皿屋敷 耳なし芳一 かっぱの手紙 海ぼうず のっぺらぼう さしきわらし 3枚のおふだ キジムナーの仕返し 牛鬼とぬれ女 百目鬼 土ぐも どれもおさえておきたい有名なおばけと妖怪ばかり。 キジムナーとか座敷童とかと名前は当然知ってはいるけど、じゃあどんな話といわれるとアレレ??どんな話だっけ?状態だったので、知識としてためになりました。 番町皿屋敷の1年生向きの絵本ってなかなかないので、これも嬉しい。 子育て幽霊とかお園さんとか低学年でもわかるようにお話がまとめられています。 百目鬼とか土蜘蛛とか古典っぽい話もあって難しいけど勉強チックなのもいい。 お話 解説 お化けの紹介 こっちは妖怪の本より 寄せ集め絵本なので、絵はいろいろです、味のあるのもあれば、あまり上手くないものも・・・。 雪女、食わず女房、三枚のおふだ、耳なし芳一あたりは絵本でよくみるタイトルなので、ここでなくてももっとずっとよい絵本もあるけど、あまりタイトルに上がらないような、でも名前はみんな聞いたことがあるもの、そういうのが絵本として取り上げられるのは嬉しいです。 単体の絵本と比べると、語り口が説明的かな。 9話じゃ少なすぎますね、この倍ぐらいの厚みが欲しかったです。続編も出してもらいたいけど、たぶん無理だろうな。売れてないのかすでに品切れです。 四谷怪談や牡丹灯篭あたりも読みたいなあ。 日本の神様の話も欲しいけど、品切れ。残念。 小学生向け妖怪やお化けということこの手の本が人気だよね。 突っ込みながら読むのに良さそうなのでほしい。 小学生はこういうの大好きだよね、私も子供のころ好きだった。 そうそうこの大仰な画風。これこれって感じ。この嘘くささたまらん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.19 09:34:34
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