カテゴリ:知育ドリル・ワーク
くもんさんから思考力ドリル発売されたよー。 1月の終わりに出たばかりの新刊。 やり終えてないけど見切り発車でいまのことろの感想を書いでおきます。 2年生が今7割終わったところ。(小学1年 7歳) <感想> 簡単すぎて思考力出番なし 思考力発動の場面いまだ現れず ・・・・ 美しいドリルです。 表紙にでかでかと書かれた「思考力」の力強い文字にインパクトがあります。これでもかっていうぐらいでかい文字。思考力ですよ、とすさまじいアピールです。 中は非常に見やすいです。オールカラーで文字も大きく太くくっきりはっきり、印刷も鮮明で色使いも適切、図表も完璧、大変見やすく美しいドリルです。紙も地球が心配になるランクの綺麗な紙を使ってくれています。この視認性の高さ書き込みのしやすさは、THE低学年ドリルって感じです。別冊解答も見やすく丁寧。紙質が良いせいか、ターゲット層の財布を狙っているのか、お値段はくもんにしては高めの1320円。 唯一気になるのがイラストの白目。なぜ白目にした。 コワいよイラストレーターさんよ。目はキャラクターんに命が宿るんだからちゃんと塗っておいてくれ。児童向けでこのイラストはないヨ。Nちゃんは白目を毎回黒く塗ってハイライトを入れたりして、表情をつけて楽しんでいる。そのたびにドリルが中断してるし・・・塗り絵かよ。最初から色塗っておけ! 思考力ドリルと一口にいっても、ドリルによっていろいろな出題傾向があるわけですが、 算数パズルだったり 言葉パズルだったり 論理問題だったり 右脳開発系だったり 脳トレだったり 常識テストだったり 算数と国語の複合文章題だったり まあいろいろあるわけです。 このくもんのドリルは、国語ページと算数ページに二つにきっちり分けてあります。 国語は資料を読み取る系です。 地図、観察記録、表、説明文、画像、など与えられた資料を読み取り、それを活用する問題です。 小学校の授業でこういうのやっていそうですよね(よく知らない、私のイメージなんだけど) いまどきの学校って感じがする。(よく知らいないけど) こういうのアクティブラーニングっていうの?あってる? 算数は文章題です。答えに導く文を穴埋めしながら解き進めて、答えにたどり着くまでの思考の過程を詳らかにしていきます。 すなわち思考のプロセスを言語化し、プレゼンする感じです。 いづれも与えられた図表・文・情報を活用して、言語化し発表していくドリルですね。今の学校っぽいです。算数パズルや脳トレとは別の路線です。すべて2年生の算数と国語の学習内容をベースにしており、難易度は学年相当ですかね。思考力ドリルをこれまでやったことない人でも学年相当の標準学力があれば解けそうに思えます。難問はありません。 思考力ドリルは、私いろいろ手を出しましたけど、やっていて「これ学校の成績に直結するのかなー」「こういうのやっても結局受験には意味ないんじゃね?」「これができたからといって算数できるようになるとも思えん」とさんざんやっといてあれですが、思うこともよくあるのですが、このドリルは、これまだやった思考系の中では一番2年生の学校の勉強に近いように感じました。学校の授業でみんなが交代に発表しているっぽい内容なんですよ。やっていることが学校っぽい。参加型というか活動型というか、小学校の授業の再現って気がする。 特に算数はそのまま2年生の算数の応用問題です。算数の文章題が苦手な子がチャレンジするのによさそうな文章題です。考える工程をキャラ達が説明してくれてあるので、それに沿って括弧を埋めていくと自然答えにたどり着けるというつくりで、文章題が解けない子でもゴールまで自走できるようになっています。 問題によっては教科書レベルの文章題よりかは、ちょこっとだけ難易度上がるかもだけど、設問が親切に導いてくれるので、答えにはたどり着け、結果難しく感じないでしょう。 国語はこれまた答えは作中にある系なので、これまた難しくありません。 題材文や資料はさまざまなれど、設問が平易なのです。 これまで、 算数ラボ10級2冊、ロジカルシンキング入門編、はなまるリトルちえあそび2年、宮本算数、はなまる学習会10歳までに漫画で~、思考力ひろがるワーク入門編と基礎編の一部、天才頭脳ドリル入門編、 この辺をやりました(やり途中もあり)が、それに比べると簡単でした。 思考系ドリルが難しく感じる理由の一つに、なんだこれ?という見たことないヘンな問題にしばしば遭遇する点が挙げられますが、こちらはそういったものが登場しないようです。意味不明な問題もないし、問題文は丁寧だし、難易度も学年相当なので、大人がついていなくても一人で進めてくれています。 今あげた上のドリルの中で一番学校の学習内容と遠い位置にいるのが、はなまるリトルちえあそびですかね、今並行してやっているだけど、あれはヘンテコ問題目白押しでハア??と毎回3度見しながらやっていて親の出動要請率が高いです。 このくもんは題材文も背伸びしてないし、資料も面白くて好みでした。 ページがすごく綺麗なので気分もいいです。 出題傾向も他の先行ドリルと路線を違えているのも中身が被らないでよかったです。 ただ設問が平易すぎなんですよね。 こういうのでもうちっと考える難易度があるとよかったんですけどね。思考する前に解けちゃうのですよ。能力バトル漫画でいったら、能力発動する前に勝負がついてしまう感じで、このままだと能力を使くことなく、最終回までいってしまいそうな予感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.16 10:50:05
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