2日の日記
またまた今年も、熊本の八千代座の坂東玉三郎講演にきております(汗)
今年は花柳の方たち と新作の舞踊ということもあり、今までの古典とはまた変わって新鮮でした。
途中、全員に配られたペンライトを舞台に合わせて客席も振って、客席も一体となってとてもきれいで幻想的でした。
何度見ても、感動を新たにするのは、なんといっても玉三郎の芸の力です。
舞台で舞う様子も、なにげなく歩く足の運びも、全く重力を感じさせないものですし、着物の袂の振りの先や裾の先まで、まるで魂が宿っているかのように、玉三郎さんの動きに沿って乱れることなく軽やかに動くのです。
本当に人間が動いていると思えない感じで、神々しくさえ感じられるので、私にとって玉三郎さんの舞台がカタルシスになっています。