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テーマ:旅の写真(3471)
カテゴリ:四国・中国地方の旅
ホタルの乱舞を見た次の朝は、寝坊をした 美味しい朝食を頂き 今日は何処へ行こうかと、相談に乗って貰う
途中まで車で送って行くから「焼山寺」に行ったらどうかと 言う提案に乗ることに・・・折角近くまで来ているのだから、 お遍路さんの真似ごとでもしようと、荷物を纏めた
こんなこともあろうと、二人とも今回は バックパックで来ていた
近いと言うことだったが、車で40分以上掛って 着いたところが
12番札所「焼山寺」まで5キロの所だった
ここで「美弥ちゃん」と別れ山道を歩き始める
下の方に清流が音をたてて流れている
山の上から、糸のような滝が この辺りの水は冷たく、飲める水らしい 歩くと暑くなり、こんな水の流れから涼しさを貰う
山道は思ったより時間がかかる、2時間弱で「後1キロ」の印に
足も軽くなる
林の中に見た 1本の木に、白い花の蔓がしっかりと、纏わりついている 「何の花」なのだろう
焼山寺に近くなった所から 遥か遠くを眺めると少し霞んでいる山々が美しい
「焼山寺」への最後の階段を
寺の本堂には可愛い「和尚さん」がお出迎え
ここに着た時既に3時過ぎ
美弥ちゃんが持たしてくれた「お弁当」で遅い昼ご飯を頂く
これが「美味しいのなんの」
4時前になり、帰り道を尋ねたら、 徳島駅行き最終便のバス停まで 山道を約「2時間」以上歩くしか方法がない事がわかる
もう少し軽く考えていたのでさあ大変 日が暮れないうちに、早く歩こうということになる
帰り道は「これぞ遍路ころがし」と言われる所以の
足元がゴテゴテ、ゴロゴロ、ツルツルの狭い坂道
山道は6時近くなると、足下が暗くなってきた 歩くのは少し危ない時もある
わたくしの気持ちの中で、出来たら「ヒッチハイク」を させて貰おうと、ちょっとよぎっていた
そんな弱気になった頃、車が通る道に出た
そこへ小型車が通り過ぎるちらっと「手」を揚げてみる
すーっと行ってしまったと思ったら 車が止まった
女性が降りてきて「何処まで行くのですか、乗りませんか」
と言うお誘い
「手を挙げたので止まって下さったのですか」と聞くと 「手を挙げたのですかそれは気がつきませんでした」 「あなた達を乗せなければと思ったから、止まりました」
余りのタイミングに、驚きと、感謝と、導きを実感した
目的のバス停まで、歩いたら最終には間に合いそうも無い距離
だったことが、乗せてもらってわかった
この方は関東の方で、一人で車遍路をし始めたと言うことだった レンタカーでその日は3日目、今日が一番大変だったと言われた 我々が降りたあと、近くに温泉があるので 今から今夜の宿を取るのだという
心からお礼を言い、その方を見送った
着いた所が、寄井と言う町
古い家並みが残る、静かな所だった
欄干もない橋 徳島は山も川も多い所である
時間通り来たバスは、又山道を延々と1時間以上
乗り降りの無い道を走る
徳島駅に着いた時は、とっぷり日も落ちていた
昨日、今日と長ーーーーい旅をした気分の2日だった
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