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分断の北京五輪、異形の開幕 コロナ感染拡大、外交ボイコット…2/4(金) 23:08 毎日
中国が成功に国家の威信を懸ける第24回冬季オリンピック北京大会が4日夜、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で開幕した。 91の国・地域から約2900人の選手が参加。新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、徹底した対策が実施される厳戒下の五輪になる。 新疆ウイグル自治区の人権問題を理由に米国などが「外交的ボイコット」に踏み切り、国家間の緊張感も高まる。 多くの課題を抱えながら、17日間にわたる異例の祭典が始まった。 北京では2008年に夏季五輪が開催され、同一都市で夏と冬の五輪が開催されるのは初めて。 国際オリンピック委員会(IOC)によると、女子の参加比率は冬季大会で最高の45%に達する見込みだという。 タンポポの花を模した花火が打ち上げられ、「立春」「SPRING」の文字が空に浮かび上がる。厳寒の空の下、開会式は午後8時(日本時間午後9時)に始まった。 入場行進で各国の選手団はマスク姿で距離を取りながら手を振った。日本選手団は10番目に登場し、選手団262人のうち31人が、旗手のノルディックスキー複合男子の渡部暁斗(33)=北野建設、スピードスケート女子の郷亜里砂(34)=イヨテツク=を先頭に入場した。 北朝鮮は新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に不参加。ロシアは組織的なドーピング問題に伴う制裁措置で個人資格で参加する。 聖火の最終走者はウイグル族でスキー距離女子(クロスカントリー)のジニゲル・イラムジャン選手ら00年代生まれの中国代表の男女2人だった。 新型コロナの影響で、開会式は過去の五輪より大幅に短い2時間あまりで、出演者も約3000人に簡素化された。 スタンドには無観客だった昨夏の東京五輪とは異なり、招待された観客が入った。 北京五輪は新型コロナ対策と大会運営をいかに両立させるかが最大の課題になる。選手や大会関係者を外部との接触を遮断した「バブル」の中に入れるなど厳重な対策が取られているが、大会組織委員会によると、1月23日以降に300人を超える大会関係者の感染が確認されており、感染拡大を抑え込めるかは見通せない。 今大会を巡っては、新疆ウイグル自治区での少数民族に対する中国の抑圧を理由に、米国や英国などが五輪に政府関係者を派遣しない外交的ボイコットを実施し、中国が反発して対立が強まっている。日本は閣僚ら政府高官の派遣を見送ったが、中国との関係を考慮して外交的ボイコットという言葉は使用しなかった。 中国の著名テニス選手の彭帥(ほう・すい)さんが中国の元副首相に性的関係を強要されたと訴えた問題では、IOCのトーマス・バッハ会長が大会期間中に彭帥さんと面会する意向を示している。疑念を沈静化させる意向とみられるが、国際社会の不信が解消されるかは不明だ。 大会は20日まで、7競技で史上最多の109種目が実施される。【北京・古関俊樹】 中国の威信と習近平主席の政治戦略のためのオリンピックのようで、 「なんだかねえ…」という気分なのだが、 日本からの選手団には道産子選手も大勢いるので応援しないわけにはいかない。 とにかく、今まで頑張ってきたのだからコロナになど感染せず、 無事に精一杯頑張ってほしいと祈るのみ。 昨夜の開会式は、最初の部分だけしか見ていない。 開会式の演出は、映画監督のチャン・イーモウ氏ということで、それだけは少し注目していた。 今朝のテレビニュースで開会式のダイジェストを見ていて、 チャン氏はやっぱりすごいなと感じた。(まあ、全部を見ていないけれど) 同時に、中国の国家戦略の意図に則っているようには見えるし、 実際国家の要望にも応えているのだろうけれど、 その演出等はチャン氏の心の声と言うか、 若い頃からの信念を貫いているようにも思えた。(希望的観測からかもしれないが) 随分前だが、一時期チャンイーモー監督の映画にはまったことがある。 最初に観たのは何だったのか忘れてしまったが、 中国の庶民を描いていてとても感動するものが多かった。 今、彼の作品をネットで見て、かつて見たものをメモしておこう。 「紅いコーリャンー 紅高梁」 (1987年) 「活きるー活着 」(1994年) 「あの子を探して 一個都不能少」 (1999年) 「初恋のきた道 我的父親母親 」(1999年) 他にも見たような気がするが、別の監督のものだったのかもしれない。 「紅いコーリャン」などは残酷な日本兵も登場するので辛い気持ちになったが、こんなこともあっただろうと思っていたような気がする。 その後の作品はほとんど見ていないような気がするが、 私の印象では大河の流れの中に巻き込まれながらも生き抜く庶民の強さや明るさ、 そこに息づく人と人との交流の温かさが描かれていたと思う。 彼は、今確認したら私と同じ年齢だ。 映画に描かれている庶民の心を持った人ではないかと思っているので、 そう考えると開会式の演出の底流を流れている信念と希望を感じてしまうのは私だけだろうか、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年02月05日 08時55分14秒
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