「なぞとき 」<捕物>時代小説傑作選
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/f32597c6bac3a2f902ac44a7eefdf660edd2c3c0.45.9.9.3.jpeg)
平成を代表する女性時代作家の豪華競演!
親子の切ない秘密、料理にまつわる謎……珠玉の時代小説ミステリー
棒手振りの魚屋に、鰹を千両で買いたいという奇妙な申し出があり……(「鰹千両」)、幕府直轄の御薬園で働く真葛は、薬種屋から消えた女中の行方を探ってほしいと頼まれるが……(「人待ちの冬」)、商家の妾が主夫婦の息子を柏餅で毒殺した疑いをかけられるが、料理人の季蔵は独自の捜査を進め……(「五月菓子」)など、“捕物"を題材とした時代小説ミステリー。
話題の女性作家陣の作品が一冊で楽しめるアンソロジー。
テレビをつけると、地震や航空機事故、パレスチナやウクライナのことなど、心が痛むことばかり。
このような時には、肩の凝らない短編集で気分を変えることにしてしまう。
この本も、女性作家のものばかりなので感情移入もしやすく、面白かった。
最近は、図書館に行ったらこのような本をつい借りてしまう。