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2024年08月26日
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テーマ:読書(8432)
カテゴリ:読書
​「神無島のウラ」あさのあつこ


​​

子どもの成長と教師の再生を描く離島小説

関東で小学校の教員をしていた槙屋深津は、故郷である鹿児島県の神無島に帰ってきた。週に二便しかないフェリーで鹿児島港から約十二時間、外食する店もない、外周十五キロほどの島だ。十二歳で離れた島に二十年ぶりに戻ったのは、三年に満たない結婚生活にピリオドを打ち、島の小・中学校の臨時教諭になるためだ。
島に降り立った深津のあいさつに、伯父の返事はなかった。深津とともに島を出た母が、伯父の家にいることだけを告げた。学校の教師や子どもたち、元同級生たちは深津の帰郷を歓迎するが、小学四年生の宇良という男の子だけ現れなかった。人の善悪を見抜き、どちらかわからないうちは、姿を見せないという。深津は悪寒を覚えた。人は生きて変化している。二十年前、島で起こった事件などいつまでも引きずっているわけもない──。
島の学校に通うのは、地元の子どもだけでなく、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をする子どもたち。全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々、厳しくも豊かな自然への畏怖、子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。島での生活の中で、深津が過去と対峙し、再生していく姿を描く感動作。

【編集担当からのおすすめ情報】
子どもの友情や成長をみずみずしく描き、「バッテリー」や「THE MANZAI」などの大ヒットシリーズを生み出した、あさのあつこさんが新たに放つ感動作。
厳しくも豊かな自然を背景に、子どもたちの交流と若手教師の再生を描く、令和の「二十四の瞳」的傑作。



友達が図書館から借りていて、「面白かったよ」というのでまた借りして読んだ本。
あさのあつこさんの本は安心して読めるのだが、子どもへのネグレクトや虐待が与える影響などを描いていて、このような子ども達がいるのだということを知っているだけに、胸が痛む内容も含む。
様々な事情や個性を抱えた子ども達が集まるのが「学校」という場で、その教師たちの個性も背景も様々。
子どもの世界にはきっとファンタジーがリアルに存在していて、それによって子どもの心は守られたりつながったりもするのだろう。
そんなことを思いながら、あっという間に読み終えた。
エピソードはやりきれないことも多いのだけど、救いや光があることがいい。
やはり物語は、希望や救いや癒しが必要だと思う。

あさのさんの執筆エピソードが書かれているものを見つけた。

小説丸「あさのあつこ『神無島のウラ』」





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最終更新日  2024年08月26日 15時24分12秒
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