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カテゴリ:クルマ関係
>ビルシュタイン神話?
今日のテ-マは「ビルシュタイン神話とは?」 ビルシュタインのモノチュ-ブダンパ-を付ければ「走り」が良くなると思われがちですが、 一概にはそう言いきれません。 それは、何故か? モノチュ-ブはオイルを入れた筒(シェルケ-ス)の外側に何もないので、 オイルが漏れないようにオイルシ-ルをキツく締め込んでいます。 ピストンロッドを締め込んでるわけですので、戻りが悪いと感じるケ-スもあります。 あと、速い入力(ピストンが押しこまれる)に対しては、正確なストロ-クが出ないこともある。 具体的には、内部にあるフリ-ピストンは、その名のとおり筒の内部をある程度、 ”フリ-”に上下できるようになってます。 だが、一定の減衰値以上の入力があった場合には、 そのフリ-ピストンが一瞬のうちに動いて、これがリミッタ-の役目をします。 フリ-ピストンが下がるのは、瞬間で、すぐに戻ります。 ですが、下がってる間は、そのピストンの上部に”真空の空間”が出来ます。 ということは、ストロ-クが”遊んでる”状態です。 だから、モノチュ-ブのほうが、ツインチュ-ブよりも、常に正確に減衰が出るというのは、間違いです。 ただ、このフリ-ピストンのおかげで”逃げ”があり、うまく入力を逃がしてます。 うねり、ギャップがある実際の路上では ”減衰力を出したくないところで、うまく逃げる”という実践的な作動をしてくれます。 いっぽう、ツインチュ-ブでは、速い入力に対しても、 なんとか追従しようと減衰を出してしまうんです。 モノチュ-ブとは違い、オイルが逃げる場所がないですから。 ケチって、細めのダンパ-を選んでしまうと、 大きめのギャップを乗り越えたときに、「ガツン」となる。 いっぽう、車体重量に対して、ゆとりのある直径(やっぱ!太さ一番)のダンパ-を選べば、 しっかり減衰が出て、クルマの動きも良くなるんです。 じゃ~、モノチュ-ブのメリットは、何? 微小なストロ-クのときや、大きくストロ-クして大きく戻るという場合に、正確な減衰を出す点です。 フラットな路面を走るサ-キットでは、”いい~!!”です。 フラットに走ってるときの落ち着き感は、モノチュ-ブの 最大の”メリット”です。 実際に、myFitのエナペタルBILSTEINも、 路面状態の良い高速道路などでは、継ぎ目を”タタン、タタン”と リズミカルにいなして行きます。 ただし、街中の極低速域では、リアにSHOWA”スポ-ツ”を 装着した現在のほうが、乗り心地が良いです。 明日ネタは、「ダンパ-はまっすぐ立てて使う」です。 >04/05用SHOWAスポ-ツ 04/05用SHOWAスポ-ツサスキットへの問い合わせ&予約メ-ルが、ここ2日間で増えてきました。 ありがとうございます。 m(_ _)m 今回の記念の”特価”をここで書くわけにはいきませんが、 来る11/6,7の関東上信越合同オフでは、発表できると思います。 当日は、今以上に詳細なサスキット内容をお話できると思ってます。 FFCでも合同オフ告知に合わせ、この04/05用スポ-ツサスキットのことも触れるでしょう。 では、皆さん、11/7に現地でお会いしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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