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カテゴリ:生保営業
年末のことになるが、大晦日の昼間に玄関のチャイムが鳴った。
こんな時期に誰だろうと思ってドアを開けると、リフォーム会社の営業マンだった。 玄関先でのほんの数分の会話で感じたこと。 営業マン 「○○です。またお願いしまーす。」といきなりチラシを渡す。 私 「あぁご苦労様です。」と適当に応えながらドアを閉めようとすると、 営業マン 「素敵なお家ですね。建てられてどのくらいですか?」 私 「5年くらいですかね…。」 営業マン 「それじゃあリフォームなんて考えてないでしょうね。住んでいらしてご不満な点もないでしょう?」 私 「ええ、まぁ…。」実は少し前に検討したことがあったし、不満だらけの家なのだ。 結局5分ほど、不満をここぞとばかりにしゃべってしまった。 今はお金がないから、やるとしてもまだ先の話だということで帰ってもらった。 私はまず“素敵なお家”と褒められた。褒めたかどうか確かではないが、言われた気分はいい。 つい築年数も赤の他人に話してしまった。 つま先が入るくらい心の扉は開いたのである。 訊き方にしても「ないでしょうね?」って言われると、つい「ちょっと待てよ、あるんだぜ」って気分になる。 自然に不満が口からこぼれる。。 「考えてませんか?」「ご不満な点はありませんか?」って訊かれたら、あっても「いいえ」「ない」で終わるだろう。 つくづくしゃべらせた方が勝ちだなって思い知らされた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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