今日は“がん”で入院されたあるご契約者様のお見舞いに行きました。
最近ご本人とはあまりお会いできず、主に奥様から病状などを聞かされていましたから、内心ドキドキでした。
摘出手術をして約1週間、痩せて今までの面影もないのかな…とか、どんな気の利いた言葉を言えばいいんだろう…とか、いろいろ考えて。
病院の受付で病室を案内され、エレベーターで階上へ。案内板を頼りにその病室の前までたどり着くと、中から笑い声が聞こえてきます。
恐る恐る扉を開けると…「おーっ、よく来たな。まぁ入れ。」
そこには、ご友人らしきお見舞い客と楽しそうに話すご契約者様の姿が。
(何だ全然元気じゃーん。余計な事考えて損したな。でもお元気そうで何よりっス。)
以前となんら変わらない様子で、違うのはパジャマを着ているくらい。
本当に安心しました。
生命保険って、加入してすぐに商品価値が分かるものではなく、何かあった時に初めて目に見えてくる。
いつかの万一時など“遠い約束”を交わすものですよね。
正直言って、あまりそんな暗い約束なんか果たしたくないけど、でもその為のものですもんね。
こんな言い方適切じゃないかもしれないけど、こんな小さな“納品”でもこの仕事やっててよかったなと感じる一日でした。