カテゴリ:食と健康の変な日記
とある休日、いつものようにお寺に出かける。
ちょうどお昼時、朝から歩き続けてお腹ペコペコだ。 お寺の横の食堂で食事をする。 お寺のお坊さん達が集まっている。、 お経を読み、仏像にお供えをし、 皆で手を合わせた後、食事が始まる。 プラスチックの容器に ご飯とおかずとスープを入れる。 僧侶の食事のため、精進料理で肉はない。 みな、自分が食べる分だけ残さず食べている。 そして、食事に値段はなく、 気持ち分のお金を箱の中に入れる。 よくわからんが、とりあえず20元入れておいた。 とても、 美味しかった。。。 どうしてこんなに美味しいのだろうか? お腹が減った時に食事し、 食事前と食事後に手を合わせ、 食材自身や、 食材を育ててくれた人、 食材を調達してくれた人、 調理してくれた人、 食事の場所を提供してくれた人 に感謝し、 必要な分だけ味わって食べれば、 何でも美味しく感じると思う。。。 きっと、 「何を食べるか」ではなく、 「どう食べるか」が大切なのだと思う。。。 そんな話はさておき、 先日、とある宴会に参加した。 テーブルに料理が運ばれる。 中国ではいただきますなんて言う習慣はないので、 乾杯した後、みな黙々を食べ始める。 これまた、中国の習慣で、 食べきれない程の大量の食事が用意される。 また、飲みきれない程の大量のお酒もが用意されている。 とても、 美味しかった。。。 子豚の丸焼きなんかもでてきた。 子豚君を 「どう食べるか」がとても気になった。。。。 こんな風に食べるようだ。 最初に皮を食べた後、 一旦バックヤードに戻り、 肉が切り分けられて戻ってくる。 子豚君は、終始円卓をぐるぐる回っていて、 少しずつ体が小さくなっていく。 僕の前に来る度につぶらな赤い瞳で僕を見つめる。 その度に背中がもぞもぞするような感じがする。 僕に何かを伝えようとしている。 何を伝えようとしているのだろうか? お笑いの感性がない僕には、面白い事も思いつかないし、 現代文明に毒されて感覚の鈍った僕には、 子豚君が何を伝えようしているのか全くわからない。 子豚君を乗せた円卓がぐるぐる回る中、 僕の頭の中も、ぐるぐる回り続けていた。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月08日 00時29分51秒
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