元上海駐在員の　変な日記 NEO

５５才級 ダジャレ部門の金メダルを目指している shanghai-kです！
※第一投 「電話をかけても誰も出んわ」
　・・・ 続く


ちまたでは、
オリンピックとやらで盛り上がっている。

大きな声では言えないが、(といいつつブログに書いているが)
実は、あまり興味がない。。。


僕はロングロング顎の遠い昔の中高生の頃、
陸上競技の中距離走をやっており、
自慢じゃないが、(という時は大抵自慢だ)
関東大会等に出場している。
※400m 48秒

自慢じゃないが、(という時は大抵自慢だ)
大学の推薦がきた。
※大学まで行って走るのもバカらしいのでやめた。

毎日毎日、吐くまで走り続け、筋トレしたり、
合宿したりと必死に練習した。
ものすごくつらかった。
それでも、たかだか関東大会に出たぐらいだ。

オリンピックとやらの、
世界の大会に出場するトップ選手達の
練習量だの、苦労だの、想像に絶する。


極限までの練習によるムダのない美しい体や動きや技術、
満身創痍の中で、金メダルを勝ち取り、喜んでいる姿や、
なんだかわからない感銘を受け、熱いものがこみあげてくる。

金メダルを獲得する世界一の選手って、
ガチ マジ すげー と思う。。。



が、
冷静によくよく考えてみると、

崖から飛び降りたり、
変な車で滑り降りたり
猛スピードで滑り降りたり、
くるくる３回ぐらい回ったり、
変な漬物石みたいなものを滑らしたり、

ができて、
何の意味があるのだ？

そんな事ができたって、
日常生活では何のメリットもない。

そもそも、今いる華南地区なんて雪も降らないし、
日常生活でスケート靴だのスキーだのを履く機会がない。

しかも、
自分がやるならまだしも、
人がやっている競技を見て何になるのだ？
アダルトビィデオを見るとの何ら変わりがない。
(あれも一種のスポーツ競技だ！
同じく感銘を受け、変なとこから熱いものがこみあげてくる)


やはり
金メダルとやらの価値がいまいちよくわからない。


僕としては、会社にいる、
・何百人ものお客さんの会社名や顔を覚えている受付の中国美女や、、
・あっと言う間に会社中を綺麗にしてしまう掃除のおばちゃんや、
・何百もの製品、部材や部品表や単価を記憶し、
　瞬時に受け答えする業務のおにいさんや
・カラオケ代の発票を経費に変えてしまう経理のおねえさんや
・朝から晩まで微動だにせず入口で座り続けている警備のおじいさんや
・ウィットに富んだオヤジギャグを連発するおっさんや、
他にも
・冷蔵庫の有り合わせの食材から美味しい変な中華料理を作ってくれる奥さんや
・いつも滑り台から頭から高速で滑り降りたり、
　トランポリンの上でゴム製の馬に乗って飛び跳ねる
　といった変な競技のレジェンドである息子 など

よくわからないが、
すごい人達がたくさんいる。

そんな人達全員に金メダルを差し上げたい。
特に受付の中国美女には、電話番号のメモ書きと祝福の熱いキッスも差し上げたい。

みなそれぞれ、得意とするものがあり、
みなそれぞれ、評価すべき価値があると思う。。。


そもそも
金メダルなんてものに価値があるのか？

金メダルなんて、
中国の東莞や義鳥あたりにある工場に依頼すれば、
１ロット１万個で１個、100円ぐらいで似たようなのをすぐ作ってくれるかもしれない。
いや、
既に道端で１個 ５元ぐらいで似たようなのが売っているかもしれない。。。


そんなものを首からぶらさげて、何の意味があるのだ？
人に順位をつける意味があるのか？
人や物事の価値って誰がどうやって決めるのだ？
その評価方法って正しいのか？
それって本当に価値があるのか？
価値があると、思い込んでいるだけなのでは？

価値ってなんだ？？？


と何故だ何でだろうだらけだ。。。


こんなくだらない事を書いていたら、
お腹が減ってきた。

金メダルなんて腹の足しにもならないものはいらない。

誰か、
金メダルではなく、金目鯛をください。(オヤジギャグ 第二投)
おいしい、金目鯛の煮つけを食べさせてください。。。


今の僕にとっての価値は、

金目鯛 ＞ 金メダルだ。。。