元上海駐在員の　変な日記 NEO

シンプル伊豆ベスト 伊豆のみやげ屋で買ったシンプルなベストをおしゃれに着こなすshanghai-kです！

ある人から言われた。
「お前は考え過ぎだ！」

いろいろ考えているようで、実は全く考えていない。
基本は、
「シンプル イズ ベスト」
でできるだけ
物事をシンプルに見て
物事をシンプルに考え
シンプルに行動しているつもりだ。。。

はて、
シンプルって何だ？

ある日、いつものようにオープンテラス？で
どこからか流れる音楽を聴きながら、
コーヒーの香りを味わい、
道行く綺麗なお姉さんを眺めて、
ボーっと考え事をしていた。

軽快な音楽、コーヒーの味わい、道行く人々の眺め、
街の雑音、夏のまとわりつく蒸し暑さ、南国風な香り、
感覚、感情、思考が一体となるような
けだるい心地よさを感じていた。

その横では、風船を持った子供が横で遊んでいた。
その時、風船がものすごい音で突然割れ、子供が驚いた。
自分も驚き「ワッ」と思わず声を上げた。
そしてその光景に思わず笑いが込み上げた。
時が止まり体に電流が走った。

そして、
そこにはシンプルな世界があり、
全てが溶け込んだ静かな世界が訪れた。


今まで風船だと思い込んでたものが、割れて突然なくなりゴムの欠片になった。
何だかわからんが腑に落ちてすっきりした。
今まで考えていたことはこの風船だ。
膨らんでいた丸いものと音が出て割れた欠片との差が風船だ。
全てはこの差なのだ。

って言葉で書いてもよくわからん。。。


その差と言うのを
いつののようにわかりにくくまとめると、
「頭の中の妄想の世界」
と
「ありのままの世界」
の差だ。

って言葉でまとめてみても余計にわからなくなった。。。


いつののようにわかりにくく別の例をあげると、
花を見て綺麗だと感じる。
ゴミを見て汚いだと感じる。
花もゴミも単なる目の前に存在する物質だ。
単なる物質をみて、綺麗やら汚いと言語化したりラベル付けする。

騒いでいる子供を見てうるさいと怒る。
単なる音を聞いて、うるさいや怒りとラベル付けする。

このラベル付こそが差だ。
このラベルの中身は、知識、経験、記憶、固定観念といった頭の中の妄想だ。

ただの、物質の存在と、現象の存在象を頭の中で色づけして区別している。
この「頭の中の妄想の世界」と「ありのままの世界」の差が、
ラベルであり、名前であり、関係性であり、条件付けであり、距離であり、時間である。

ってさらにわからなくなった。。。

元々世界はありのままの姿なのはずだ。
単なる物質と単なる現象が存在するだけだ。
自分なんてものもなく、全てが溶け合う一つの世界だ。
差がない世界だ。。。

とてもシンプルな世界だ。


という事を一生懸命言葉で書いてもわからない。
言葉がより一層、ありのままから遠ざけていく。
言葉自体が差を生み出す。

単に「りんご」と言っても、人によっては
赤かったり緑だったり、
すっぱかったり、甘かったりと言葉のイメージが異なる。

言葉で表現することなんてできない。
ただ何も考えずに、リンゴを観て、手に取り、それを口に入れ、
それがお腹に入り、リンゴがなくなった現象が生じて、
りんごそのものの実体をそのまま観察して気づくしかない。。。


僕がしようとしていることとは、余計な物を省き、
「ありのままの世界」を「ありのままに観る」いう事だけだ。
実にシンプルだ。

そのシンプルなことがベストなのだ。


言いたい事は伝わっただろうか？
何が一番言いたいかというと、

「シンプル イズ ベスト」というタイトルで意味不明なやたら長い文章を書いて

全然、
シンプルじゃねー

という事だ。。。