元上海駐在員の　変な日記 NEO

空中浮遊術を修行中のshanghai-kです！

※かなり昔に書いたのだが、薄気味悪い内容なのでボツにしていた。。。
とりあえず、アップしてみた。。。


もしかしてだけど～♪ 自分もカルト教団に洗脳されているのかも～♪

ふと、そんな事を思った。
大きな声では言えないが、周りを見渡すとカルト教団らしき集団の人達がたくさんいる。

そのカルト教団に属している人達は、
もしかすると、洗脳されているのではなかろうか。

そう。
教団の教義にどっぷりとつかっている内は、
自分が毒されている事に気が付かない。
外に出て初めて気が付くものだ。。。


そのカルト教団に属している人達について書いてみよう。
カルト教団員に共通の外見的特徴や、行動があるようだ。

◎外見的特徴
上半身は、お腹のあたりにボタンが二つか三つぐらいついた服をを着ている。、
下半身は、上半身と同じ色、生地の折り目がついたズボンをはいている。
最上部までボタンを留めた襟のついたシャツを着ている。
首からお腹程の細長い布きれをぶらさげている。
ピカピカに磨かれた黒っぽい革の靴を履いている。
片手に四角い鞄を持ち運んでいる。

◎行動
朝早くから四角い箱みたいな乗り物に死んだような目をしながら乗り、
別のグループの教団員達に会うと、四角い入れ物に入った、
教団名と自分の名前が記載された手のひらサイズの紙を頭を下げながら、交換しあう。
A4サイズ程の教団の成り立ち、活動記録、生産物等が書かれた紙を元に
勧誘活動らしき事を始める。

液晶画面の小型通信装置で教団員達と勧誘活動の連絡をしている。
夜になるとガード下で赤い顔をしながら、黄色の泡だらけの液体を飲み、教団の批判をしている。
家に帰り、四角い箱で他教団の宣伝画像をボーっとしながら眺めている。
24時間電気がつきっぱなしの事務所で宣伝画像で流れていた他教団の生産物を人の絵が描かれた紙と交換する。

いかにも怪しい。。。
何だか気持ちが悪い。。。


労働教
物質教
拝金教
リーマン教
空気読め教

何と言っていいのかよくわからないが、
というような教えがある。

何人かの人が共同して特定 の経済的目的を達成しようする利益集団だ。
利益を上げ、教団を存続し続けることが最大の目的で、
イノベーションとマーケティングを基本に拡大を続ける。

「人の絵が描かれた四角い紙切れをたくさん集めると【幸せ】」
「努力すれば四角い紙切れや教団生産物が増えて、【幸せ】」
「残業すれば、残業するほど教団内の地位が上がり【幸せ】」


いかにも怪しい。。。
何だか気持ちが悪い。。。


教団は四角い箱型の音声、映像洗脳装置により、
信者を獲得していく。

これまた、
信者は、音声、映像洗脳装置により洗脳され、
教団が生産した、さほど生活に必要のない物質を入手する代わりに、
別の教団から入手したご褒美の四角い紙切れを教団へお布施を提供し、

これまた、
教団は、法律だかいう取り決めにより洗脳システムにより、
教団員が必死に貯めたお布施を国家に提供する。

これまた、
国家は、国際法だか、TPPだかよくわからない洗脳システムにより、
国民が必死に貯めたお布施を巨大国家に提供し、
国債などというものを入手する。


結局は、
信者は、教団員に洗脳され、
教団員は、教祖や幹部に洗脳され、
教祖や幹部は、国家に洗脳され、
国家は、別の巨大国家に洗脳され、
巨大国家は、とある巨大財団に洗脳され、

利益は、信者から上のグループへと吸い上げられていく。
巨大なマルチ商法みたいなものかもしれない。。。
この洗脳システムを作り上げた創始者は恐ろしい。。。


近頃は、ものすごい勢力の海外の教団が押し寄せてきている。

我が教団員が一日５個のパンで教団活動をすると比較し、
海外の教団員は一日１個のパンで馬車馬のように布教活動を行う。

我が教団は存続の危機で、
同じく、一日１個のパンで活動を続けるか、
一日５倍の長さの時間で活動を続けなければならない。

はて、
この活動に本当に意味があるのだろうか？
この教義は本当に正しいのだろうか？
人生の貴重な時間を使い、四角い紙切れを集めることに
本当に意味があるのだろうか？


と疑問を持ち、洗脳が解け始めている教団員も出始めた。。。


何のために、教団に所属して活動しているのだろうか？
多くの発狂者、殉教者が出ている事に疑問を持たないのだろうか？


絶対服従を強いられている、
犬が鎖で結ばれているように、
首から布で結ばれている。

そんな事にもこれっぽっちも疑問を持たないか、
疑問を持つ事すら忘れてしまったのか、
疑問を持ちつつ、自分では変える勇気もなく、
絶対服従に甘んじているのかわからない。。。

心を何事にも依存させず、
ありのままに観て、
あらゆることを疑い、
自分の頭でひたすら考え、
自分で問題に気付き、
自分で判断し、
自分で決断することが、
大切ではないだろうか。。。


思い切って、
外に出てみないと初めて気が付かないのかも。。。


まずは、
首からぶら下げた布を窓から投げ捨て、
四角い紙切れをドブに投げ捨て
ボタンが二つか三つぐらいついた服とズボンを脱ぎ捨て、

ウォーと言いながら、
全裸で自由に外に飛び出そう！！！


１時間ぐらいすれば、
赤いランプのついた黒と白の車に乗せられ、
どこか遠くへ連れっていってくれ、
お薬を飲まされ、何もかも
忘れさせてくれると思うよ。。。




なーんて夢を見た。

まさか、
現実的にそんな教団がある訳がない。。。
洗脳されている人がいる訳がない。。。


さてと、
ネクタイを締め直し、
スーツと上衣を着て、
名刺を持って、
外回りにでもでかけよう！！！


この作品はフィクションであり、 実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。