カテゴリ:変な日記
出貝 珍子 幸せを夢見る 独身アラサーOL こと shanghai-kです!
とある日、自分の子供が近所の3歳ぐらい年上の子供と遊んでいた。 年上の子供のおもちゃを奪い取り、その子を泣かせていた。 自分の子供は非常に気が強く、年上の子でも喧嘩して泣かせてしまう。 「父親、母親似で、とても元気でよろしい!」 ではなく、お前はテレビ版のジャイアンか! (映画版では意外と優しい) 「人の子供の物を奪うな!」 「おもちゃを独り占めしないで、一緒に遊びなさい!」 なんて説き伏せるが、中々言うことを聞かない。 そもそも何で人の物を奪うのだ? 「私のものは私のもの。亭主のものも私のもの。」 という嫁の思想教育を受け継いてしまったのだろうか? 以前は自我が未発達で自分と他人が一体化していたのだが、 子供の成長により自我が発達し、他人と自分を分離させている段階なのだ。 自分の意思が発達し、自己主張が強くなる。 「オレのものはオレのもの。お前もものもオレのもの。」 というジャイアン状態だ。 もしくは、アメリカ、中国か! 自我というエゴが原因だ。 まぁ大人も子供も同じで、全ての原因はエゴだ。。。 生存本能、自己防衛の一種で、自分が人より多く、 お金やら物やら食べ物やらをより多く独占している方が、 生きる上で有利であるに違いない。 エゴが強い人、会社、国であればあるほど、生存し続ける確立が高いのかも知れない。 当然、自我やエゴなるものが全くなくなってしまえば、生存を放棄した死を意味する。 が、自我が強くなれば強くなるほど苦しみも増える。 人から物を奪えば、争いを生むし、 食べたいだけ食べたり飲んだりすれば、体を壊し苦しみが生まれる。 僕が思うに、 自我なんて少なければ少ない程楽に行きられる。 「樽を知る」ってワイン職人か!ってボケは以前書いたが、 「足るを知る」 、「知足常楽」という言葉のように、 足るを知る心があれば、常に楽しく 気持ちも楽になれる。 shanghai-k的に言えば、 必要なときに必要なものがあれば、生きていける。 必要なものだけあればよい。。。 なぜそんな簡単な事もわからないのだろうか? 世の中を眺めてみる。 周りの人であったり、 国であったり、 会社であったり、 みな必要以上に溜め込んでいる。 現代のグローバル資本主義なんていうのが、その主たるものだ。 限れられた国や企業が、物、金、労働力、資源、土地を独占し、 限られた人が、数回人生を繰り返しても使い切れない程の財を蓄える。 片や日々の暮らしが成り立たない程何も所有しておらず、 貧富の差や世界経済の不安定化をもたらしている。 大人の世界が一事が万事、自我、エゴの拡大が正義とされている、 こんな世の中って正しいのだろうか? 大人の世界がこんな状況であるのに、 子供にどう説明していいのか頭を悩ます。 そもそも、我が家で、 嫁と旦那自身が、自分が正しい、これは自分のものだと自我を強化して我儘し放題だ。 子供に教えられるはずもない。。。 単純に、 欲を減らし、必要なもの以外は手放し、 他人に分け与えてしまえばよいのだ。 仏教的に言えば、 布施をすればよいのだ。 っていうか、「布施」って何だ? 「シクラメンのかほり」か? それは、布施明だ。(元々シクラメンは香りがしないらしい) という事はさて置き、 布施とは、 財施:金銭や衣服食料などの財を施すこと。 法施:仏の教えを説くこと。 無畏施:人から不安や恐怖を取り除き 、恐れのない状態にすること ■ 無財の七施(むざいのしちせ) 1.眼施(げんせ):「やさしい眼差(まなざ)しで人に接する」 2.和顔悦色施(わげんえつじきせ):「にこやかな顔で接する」 3.言辞施(ごんじせ):「やさしい言葉で接する」 4.身施(しんせ):「自分の身体でできることで奉仕する」 5.心施(しんせ):「他のために心をくばる」 6.床座施(しょうざせ):「席や場所を譲る」 7.房舎施(ぼうじゃせ):「自分の家を提供する」 漢字ばかりでようわからん。 要は自分が人から奪うのではなく、 周りの人に、 お金や衣服や食料を分け与えてあげたり、 笑顔や優しい言葉をかけてあげたり、 席をゆずったあげたり、 すればいいだけなのだ。 いつやるか? 今でしょ! (って言葉が流行ったのはかなり前でしょ!) という事で今すぐ、 「真綿色した シクラメンほど~」なんて口ずさみながら、 布施なるものを周りの人、我が子や嫁や部下や後輩なんかに、 すればよい。。。 話は変わるが、 「オレのものはオレのもの。お前もものもオレのもの。」 なんて自分勝手な奴だ!なんて思うかもしれないが、 例えば、「もの」が、 終わらない仕事、借金、悩み、痛み、苦しみだとする。 韓流スター似の上司が、独身アラサーOLのあなたに 「おまえの仕事は、おれのもの、おれの仕事も、おれのもの」 「今日はもう帰れ!後は俺に任せろ!」 とか、 「おまえの苦しみは、おれのもの、おれの苦しみも、おれのもの」 なんて目をうるうるさせながら片言の日本語で言ったとすると、 「わたしの体と心は既に、あなたのもの」 なんて言って、惚れるに違いない。 自分勝手だ。。。 まぁ要は、 「幸せを分かちあい、苦しみを請け負う」的な事をすればよいのだ。 僕は、もちろん 物、お金、喜びを全て自分のものにし、 悩み、痛み、苦しみなんかを全て人に押しつけたい。 自分勝手で、自己中心的で、エロとエゴの塊だ。。。 そんな事を改め、 才色兼備なうら若き女性部下に対して、 「おまえの仕事は、おれのもの、おれの仕事も、おれのもの」 なんて言って、モテモテになろう! なんて思ったが、 周りには、 汗かいて風呂も入らずこ汚い、中年のおっさんしかいない。 そんな事を言っても ウホッ な関係にしかならないので、 速攻仕事を終わらせて、 家に帰ろう。。。 ではまたね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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