金魚の散歩♪

レート君は、２日前に　ｋ介君に　公園に誘われてから　連日　公園に遊びに来ている。
昨日は、その前の日に「明日も　来ようね。」と言っていたので　その約束のまま　遊びに行く事となった。

今日は、レート君を　迎えに行くと　飛び出てきたレート君は、「砂場セット持っていくから。砂場セット持っていくから。」と言っている。
「ｋ介君と公園に行く約束したの？」と訊くと　そうだと言う。
２人共　それぞれ、砂場セット持っていく事になっているらしい。


今日は、小学校の学校公開で　朝から昼過ぎまで　学校に居たので
（学校から　直接、買い物に行き、帰って買った物しまったら直ぐに　レート君のお迎えに行った。）
一度家に帰り、直ぐに　大根の下茹でかけて　洗濯物を取り込み、ご飯をといだ。
レート君は、家に着くと　直ぐに　砂場セットを取りに行き、
私が「ちょっと用事があるから。」と言うと　「じゃあ、１人で　行っている。」と言う。
別に　１人で行かせても　まず、大丈夫だけど　なにせ、まだ　保育園児なので
何かあった場合、困る。
場所が　直ぐそこなので、大丈夫なんだろうけど　でも、「もしも」があるかもしれないので
やはり「ダメ！ちょっと待っていて！」と言って　待たせる。
レート君は、しきりに待っていたが　私が　大体準備終わると　「うんこする。」と言って　トイレに篭った。
んん…　んんん…　　んんん…　長いなあ～。
そうして　レート君が　トイレから出てくるの待っていると　玄関のチャイムの音が鳴った。
ピンポンパンポ～ン♪
ｋ介君が　迎えに来てくれたのだ。
「ごめんね。レート君、今　トイレに篭っているから　待っていて。」
トイレから出てきたレート君は、砂場セットを持って　一番に　走っていった。
「ちょ、ちょっと　待ってええ～！」
ｋ介ママが「じゃあ、先に行っているわ。」と言って　子供達に　付いて行ってくれた。


私が　戸締りして行くと　やはり、みんな砂場に居た。
ｋ介君が　私を見つけ「レートくうう～ん！ママが来たよお。レート君、ママが来たよおお～！」と報告していた。

ｋ介ママが「最近は、砂場で　遊ぶ子が　居ないのかなあ？」と言う。
なぜかと思ったら　砂場の砂が　ちょっと粗くなっているからだった。
本当だ。
いつも　誰か遊びに来て　掘っていたら　常にかき回されるのだろうけど
あまり、構われていないので　小さな砂が　流れていっているのだ。
おまけに　掘ってみると　確かに　固い。
…
思ったより　小さい子って　そんなに居ないのかなあ？
この辺は、子供が　どんどん増えていっていると思ったのだけど　違うのかなあ？

ｋ介君は、クーのコップに　砂を入れて　ひっくり返すをしていた。
これが　詰まってうまく出なかったりする。すると　レート君が　スコップで　コップをコンコン叩いた。
「それは、いいかも。叩いたら出るかもね。」確かに　叩いたら出た。
それで　２，３個作っていた。


向こう側で　他の男の子と遊んでいたＴ君が　やって来て「入れて。」と言う。
おいおい！
「向こうで　遊んでいたんでしょう。どうして　こっちに来たのお？」などと言って　私が　Ｔ君と話していると
ｋ介ママが「誰？どこの子？」と言うので　ちょっとビックリ！
だって　ｋ介ママも　うわさのＴ君の事、知っているはずなのに。
「えっ！？なんで　Ｔ君だよ。」と言うと　ｋ介ママは、驚いていた。
すごく　久しぶりに会ったようだ。
だって　Ｔ君は、２年生の時、あまり　この公園に来ていなかったし。
ｋ介ママは、「本当だ。面影あるわあ～。」と言っていた。
また、今　髪が長いんだよね。後ろの髪は、肩にかかっている。どこまで　伸ばすのだろう？
Ｔ君は、そのまま　砂遊びを始めたけど　そのうち、また、いなくなった。だよね。
　

その後、ｋ介君は、山を作る事に。
「ほらほら、レート君ママア。見て見て。山が出来てきた。すごいでしょお。」
と言って私を　何度も呼ぶので
「よーし。じゃあ、おばちゃんも一緒に作ろう。」と言って　一緒に　山を作った。

レート君は、ペットボトルに　砂詰めて「ジュースだよ～。」と言っていたり、ダンプカーのおもちゃに　砂詰めたりしていたね。


そうしていると　チョコちゃんが　やって来た。
チョコちゃんは、また、Ｈａちゃん達と公園で　待ち合わせして　遊んでいた。
きっとチョコちゃんの方が　早く帰ってくると思ったので　玄関に「公園にいます。ママより」という伝言メモを置いてきた。
チョコちゃんも　砂かまいだしたが　念の為に
チョコちゃんに「どうする？家に帰る？」と聞くと　チョコちゃんは、「ううん。いい。」と言って　なにやら作り出した。
チョコちゃんは、この後、木の実使って　かわいいケーキを　いろいろ作っていた。


ｋ介君と作っていた山が　大きくなったので「これなら　トンネル作れるね。」と言うと
「トンネル作って。」とｋ介君は、言う。
スコップで　大きく開けたら　結構、ちゃんと出来た。でも、最後に　片側の上が落ちてしまった。
ｋ介君が「しかたがないね。」と言ったので　「そうだね。これでも　一応トンネルに　なっているしね。」と言ったのだけど
「しょうがないから　壊そう。」と言って　トンネルを　つぶされてしまった！
「しょうがない」って　そういう事おおおお…！？
そして「また、作って。」と言う。

ちょっと前から　Ｈ君が居た。
上の藤の木の台に　居る時に気がついたので　ビックリした。
木を削って　先を尖らせて「えんぴつ」などと言っている。
それを　Ｔ君も交えて　やっていた。

私達が　トンネル作ると「横に　もう、一つ穴作ってやる。」と言う。
「ダメダメ！壊れちゃうじゃん！止めてよ！」
止めていると　しないんだけど　隙あると　穴開けようとする。
「小さい子の物、壊さないの！」
Ｈ君は、悪ふざけを　止めない。
おまけに　２人妹のお兄ちゃんなのに「下の子に親切」と言った感じでも　ないんだよね。
親切心は、あるけど　それより、「悪ふざけ」の方が　勝ってしまっている感じ。
結局、壊してしまった。
「もう！壊したんだから　直してよ！」そう言っても　直さない。
ここで　素直に　直す、素直さも無いんだよね。
そういう気持ちが　無いわけじゃないと思うんだけど　やはり「悪ふざけ」が勝っているのだと思う。
難しいわ。

結局、トンネル作りは、その後に来たＡ君や他のお兄ちゃんが　やってくれた。
その頃には、レート君やｋ介君は、なんかトイレ行ったり、別のところ　ウロウロしていたけど。


明日は、ｋ介君が　水泳教室があるので　来れない。
また、来週、一緒に遊べるかな？
久しぶりに　公園で　たくさん遊べるので　よかったわ。