金魚の散歩♪

木曜日　保育園で使っていた道具＆道具箱を洗って　園に持って行く日だった。
粘土とのりは、もらえる。
その粘土を見て　レート君の「粘土魂」に火がついた。
「粘土したい！」と言うので　「はいはい。じゃあ、またね。」と言うと
「今日帰ったら　粘土する。分かったね。」と言う。
「でも、今日も　みんなと公園に行くんじゃないの？」と言うと
「今日は、公園に行かない。粘土するから。そう言う。」と言う。
あらあら、そうですか…　っと思っていた。

保育園に　レート君を送っていくと　クラスの前に　ｙ君が出てきて
「今日、公園行けないよ。だって　ユニクロ行くから。」と言うので
レート君も「ぼくも　いけないの。だって　粘土するから。」と言う。
ああ、丁度、ｙ君も　行けなかったのね。きっと　ｙ君が　帰りにまた公園に行きたがって　「ユニクロ行くから」と言っても　抵抗するといけないので　ｙママは、キチンと説明しておいたのかも。
それにしても　子どもに　下手に言っておくと　ベラベラなんでもしゃべっちゃうから　怖いね。


保育園のお迎えの時、ｋ介君親子と一緒になった。
ｋ介ママが「今日は、何かあるの？」と言うので（レート君が　公園に行くの断ったからだろう）
「今日は、家に帰って　粘土したいって言っているんだよね。」と言うと
「ああ、そうそう。そうだったわ。『粘土するから』って言われたって　言っていたわ。」とｋ介ママは、言う。

子供達は、２人揃って　仲良く歩いていき、２人で　脇道入っていく。
そして　戻ってこない。
いくら待っても戻ってこない。「このまま　あっちに出て行っちゃたのかなあ？」
向こう側に行くと　やはり、そのまま通り抜けて出ていた。
向こうのの通り出た所に　ｋ介君の家のマンションがある。
そこに行くと　２人は、もう　マンションの中に　入っていた。
「ｋ介君は、暗証番号知っていて　１人で　入れるんだ。」と言うと
な、なんと　裏から　普通に　入れるらしい。
えっ？えっ！？えっ！！！いいの？

２人は、直ぐに　出てきた。そして　レート君は、マンションの前のゴミ置き場の段の所に乗りだした。
細い周りを　横になって　歩いていく。
下りても　また、乗る。
「何遊んでいるの？本当は、遊びたいんでしょ？」
レート君が　乗っているので　ｋ介君も　乗りたがる。
ちょっと高いので　怖いようだ。手で　持つ場所もないし。
そうだよねえ～。こんな悪い事、普段のｋ介君は、しないでしょう。
レート君は、さり気なく　悪い事を　他の子供達に　教えて込んでいる。
私的には、男の子だから「このくらいいいさ。」「これくらいしなきゃ。」って思うけど
そう思うお母さんばかりじゃないしね。なんと言っていいやら…。

レート君は、暫く　この遊びをしていた。
「もおお！どうするの？」
ｋ介ママは、ｋ介君と話し合って　公園に行く事に決まった。
これは、このまま　こんな所でぼけぼけ遊んでいる場合では、ない。
レート君も　遊ばないなら　もう、帰らないと！

ｋ介君が「公園行く」って事が分かると　レート君も「公園行きたい」って言い出すかと思ったのだけど
今回は、「帰る。」と言って　帰る事になった。
帰るのかい！
ｋ介君と　遊びたがっている感じだったのだけどね。
まあ、ｋ介君親子に　手間取らせちゃったけど　そこで　分かれて帰っていきました。