日々を彩る天然石クラフト＆アートな世界

８月も半ばを過ぎ、急に夜が涼しくなってきました。

今年の夏は、寝苦しい夜は片手の指で足りるんじゃないか・・　っという感じでした・・



さて。。。今日は、子育てについてです。

今、子育て支援、子育て支援　子供のいる家庭にはお金を支給します。。。　っと　『お金』の事ばかり、各政党は言っていますが、人間、お金だけ与えていれば良いのでしょうか・・？

今、私の子供は少年野球をしていますが、そのグランドは市の管轄の為、財政難から売りに出されています。

っとは言っても、この不況で買い手なんて、そうそう現れるわけもありません。


そのグランドは少年野球をするためのグランドでもあり、地域に根ざした盆踊りの会場でもあります。また、近隣住民の避難場所にもなっています。

この盆踊り会場で、先日　少年野球チームでお店を出しました。


１日目は　お盆ど真ん中っということもあり、参加者は少なかったのですが、２日目は　非常に・・　踊れないくらいの人が集まっていました。


盆踊り会場には市議会議員やら区長やらご挨拶に見えていましたが、区の中で一番の賑わいだったそうです。

市としては、このグランドを売り払い、盆踊り会場は、数百メートル先の大きい公園で執り行えば良い　　という考えです。

このグランドで少年野球のチームが立ち上がってから、かれこれ２０年以上は盆踊りをしています。

何より、ここの連合町内会の中心に位置していますので、集まりやすいのです。

それを、移動するとなると・・　もはや盆踊り会場としては遠くなるので疎遠になるのは必至です。


近年では、小学校で下校後遊ぶ事も禁止されていますし、住宅内にある公園ではボール遊びも禁止です。

道路ではもちろん遊べませんし、児童館で遊ぶといっても、限られています。


そのグランドは、少年野球の子供だけが使っているのではなく、下校後の子供の広場にもなっています。

本当の意味での子育て支援を考えたとき、それは『お金』で換算できるものではなく、健全な体と心を育てる為の『場』を与える事が必要なのではないでしょうか。

子供の体力低下の原因＝運動不足をしりながら、その運動場所を奪う。。。　矛盾しています。


今すぐは形となって現れない支援の仕方・・　後に何十倍にもなって帰ってくる人材・・

そういうところに着目する政治家はいないのか・・


目先の財源不足を何とかすべく、手っ取り早い方法しか考えないトップは、結局、行き当たりばったりの措置しか出来ないんじゃないか


お金を見せびらかして人の気を引くのはやめて欲しいです。