100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

4889971
HOME \| DIARY \| PROFILE	【フォローする】【ログイン】

西洋陶器を求めて　－内外の洋食器－

カテゴリ別記事

よく読まれている記事

お気に入りブログ

2010年11月の記事

全24件 (24件中 1-24件目)

1

すっと　すべる　－　鏡餅を盗むネズミ　－

ネズミの意外な鏡餅の盗み方。「ねずみの知恵」という本を読み、意外なネズミの知恵に驚きました。一夜にして消えた鏡餅。ネズミの犯行です。鏡餅の盗み方は共同作業。仰向けになった一匹が、腹に鏡餅を抱え込みます。そして一匹が、その仰向けのネズミのしっぽをくわえて引っ張ります。さらに複数のネズミが、仰向けのネズミを後ろから押します。つまりは、大八車の要領です。餅を抱えて背中ですべるネズミ。つまみぐいくらい、思わず許せてしまいませんか？動物たち、そして自然。私たちの知らない楽しい世界が、もっと多くあるのかもしれません。【参考】　岡田要，ねずみの知恵，博品社，1995年，173P　　

2010.11.30

コメント(19)
わきめも　ふらず　－葉書の由来（多羅葉）－

多羅葉をご存知でしょうか。近鉄長谷寺駅から長谷寺へ向かう門前町筋。その道に面してある、法起院。こじんまりとした、紅葉が綺麗な法起院。そこには、多羅葉樹があります。多羅葉（タラヨウ）は、葉の裏に文字を書いてみましょう。すると、その部分の葉の組織が傷み、しばらく後に表に茶色く表れます。この不思議な性質から、葉書の語源になったと言われます。境内の多羅葉も、様々な文字が書かれていました。長谷寺に向かう、多くの人。門前を通りながら、法起院に立ち寄る人は、なぜか少数。多くの方は、わきめもふらず。拝観無料で、今は紅葉も綺麗な法起院。葉書守など、独自のお守りもあります。長谷寺参りでは、法起院へもどうぞ。【西国番外札所】　「法起院」【遠山記念館】　「多羅葉」　　

2010.11.29

コメント(18)
紅葉が綺麗な頃　－それから－

こちらは、紅葉がとても綺麗です。【電子レンジに猫　それから】電子レンジに猫を入れる。都市伝説とはいえ、センスのない作り話ですね。生き物の命を、この様な話に使ってはいけません。事実、カナダで実行した強盗犯の事件が起きています。武器への注意書き。賛同してくれる方もみえました。武器メーカが、戦果に応じた賠償金を支払われれれば、兵器開発もなくなるかもしれません。【日記１】　「北朝鮮砲撃　－電子レンジに猫－」・・・・・・・・【アヒル・ガチョウ　それから】この日記に、誤記がありました。皆さんのコメントで疑問があり、よく読むと誤記に気がつきました。マガモ→アヒル。ガン→ガチョウ、です。アヒルの祖先を、マガンと誤記入したため、混乱を招きました。すみませんでした。日記自体も修正済みです。白色は、自然界では目立つために生き残れません。家禽では、それが許されます。むしろ日本人は、白を神格化する傾向があります。そのため、白蛇など、白い生き物は大切にされるほどです。「ニルスの不思議な旅」のコメントがありました。空を飛ぶガチョウ。物語ならではの、素敵な話ですね。【日記２】　「生き方を　えらぶ　－アヒル・ガチョウ－」紅葉狩りに最適な頃。明日も素敵な休日を、おすごしください。　　

2010.11.27

コメント(14)
生き方を　えらぶ　－アヒル・ガチョウ－

水辺をにぎわす、鳥たち。寒さの到来とともに、その数を増す渡り鳥。カモやガンが渡っても、ただそれを見送るだけの鳥。それは、アヒルやガチョウたち。マカモが家禽化されて、アヒルとなり、ガンが家禽化されて、ガチョウとなる。なぜか、彼女らに多い、白い姿。自然界ではタブーとされる、白い姿。まばゆく白い、彼女たち。家禽化されて、自由を捨て、大空を飛ぶことを忘れて。大空を渡る、カモやガン。その姿を、ただ見送る、彼女たち。その白い姿が、巫女にみえるとき。その白さを、自然が嫌う意味を、さとるとき。そらに、彼女たちが叫ぶ声。旅立ちに、命を賭すものを、見送るいのり。そして、失ったものへの、彼女たちの深いなげき。【過去の日記】　「運命を　切り開く　－ウサギ－」　　

2010.11.26

コメント(20)
北朝鮮砲撃　－電子レンジに猫－

電子レンジに、猫を入れる。電子レンジで乾かそうとして、猫が死ぬ。取扱説明書には、「猫を電子レンジで乾かさないこと」とは書いていない。注意書きの説明不足と、レンジメーカが訴えられる。事実無根で、訴訟例もない、アメリカの有名な都市伝説。製造物責任法（PL法）を皮肉った、広く知られた作り話。事実、PL法では、無茶にも思える訴訟があります。少し前の、アメリカでのトヨタ訴訟事件に見るように。それにしても、猫と電子レンジは残酷すぎ。PL法を皮肉るなら、別の話が良いかもしれません。隣国の砲撃事件で思います。兵器メーカを相手に、訴訟したい。注意書きが足らないから。忘れられた、注意書き。「この兵器で、人が傷つくことがあります。　人に向けて使用しないでください。」　　

2010.11.24

コメント(27)
富山に　おわび　－ハキリアリ　野菜ジュースに酔う猫　それから－

秋も終わりを感じつつ、それから。【ハキリアリ　それから】アリには、様々な修正がありますね。アブラムシの牧場なども、その例。それらが、どうして伝承されているのか、とても不思議です。それと同じくらい、文字などに寄らなくては、文化を伝承できな人間も不思議な生き物。人だけは、自然のプログラムを忘れてしまったようです。【日記１】　「だれも　しらない　－ハキリアリ－」・・・・・・・・【野菜ジュースに酔う猫　それから】野菜ジュースの紙パックの匂いに酔う猫の話があります。ニンジン、セロリなど、猫を酔わせる成分があるからでしょう。チューリップの致死毒に、コメントが集まりました。チューリップなど、ユリ科の植物は、猫に極めて危険です。症状は、尿細管変性、嘔吐、下痢、沈鬱、脱水症状、腎臓障害。視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、循環不全、全身麻痺。そして、命を落とすことも。球根が、最も危険。葉を一枚食べて、命を落とした猫もいます。身体についた花粉を舐めて、命を落とした猫もいます。もちろん、花瓶の水も危険です。注意すべきは、病院の治療での回復の可能性が少ないこと。仔猫などは、ユリ毒からの回復は極めて困難。猫には危険な植物が、非常に多くあります。愛猫家の皆さん、くれぐれもご注意を。あぶない、キティちゃん！【日記２】　「野菜ジュースは　危険な香り　－野菜ジュースに酔う猫－」　　

2010.11.23

コメント(19)
野菜ジュースは　危険な香り　－野菜ジュースに酔う猫－

にほんブログ村　　野菜ジュースに酔う猫について、考えました。マタタビに似て、猫は野菜ジュースでも酔うそうです。それはなぜか、考えました。猫が酔う、野菜ジュース。その銘柄は、カゴメ「野菜一日これ一杯」。きっとその成分に、秘密があるのでしょう。「成分」にんじん、トマト、メキャベツ（プチヴェール）、赤ピーマン、ケール、セロリ、アスパラガス、ブロッコリー、パセリ、ほうれん草、クレソン、たまねぎ、レタス、キャベツ、モロヘイヤ、かぼちゃ、ビート、だいこん、小松菜、しょうが、紫いも、あしたば、はくさい、なす、ごぼう、レモン果汁私で分かる、あやしい成分。それは、にんじん，セロリでしょう。にんじんに、マタタビに似た反応を猫はします。セロリでも、マタタビの様に猫は酔います。さらにはパセリでも、酔う猫がいるとか。しかし、この野菜ジュースは、猫にはお勧めできません。猫にはとても危険な、たまねぎが含まれます。香りはともかく、もし舐めれば大変。たまねぎ、にんにく、香辛料などを含む、カレー。ユリなどの花。様々なもので、愛猫を酔わせる人がいます。しかしいずれも、猫には有毒。チューリップが、猫には致死毒であることは、私も昔、書きました。猫で実験は、やめてください。まずは毒か否かを確認ください。あなたが、愛猫を大切に思うなら。　　　　　＜　↓　ランキングクリックはこちらから　　＞　　にほんブログ村

2010.11.22

コメント(25)
だれも　しらない　－ハキリアリ－

中南米の、ハキりアリ。その名のとおり、木の葉を切って運びます。巣に、葉を運ぶ理由。それは、葉を肥料に使うため。葉は、アリが育てる、キノコの肥料になります。このキノコは、アリタケ。アリの巣以外では見られない、不思議なキノコ。アリタケは、アリに守られて、生きのびています。ハキリアリも、キノコの栄養をもらっています。アリとキノコは、とても仲良し。共生の関係です。アリの遺伝に仕組まれた、キノコを育てるプログラム。だれが教え、だれが遺伝に組み込んだのか。それは、だれも知りません。【参考】　日高敏隆，篠田節子，人間について，産経新聞社，2004年，206P　　

2010.11.20

コメント(17)
ひととの　関係に　似て　－どんぐり　関西文化の日　それから－

紅葉も、秋の終わり。それから。【どんぐり　それから】その毒で、ねずみを利用する、どんぐり。自然の不思議な仕組み。これは、考えて作られたのではありません。偶然出来た良い関係が、生き残ったともの。優れていても、相互の関係が悪ければ生き残れない。それは、人と人の関係にも似て。どんぐり不足、エサがなく、人里に降りる熊。自然破壊のためとの声。子供が好きな、どんぐり。自然破壊により、ありふれたものではなくなりつつあります。少しのどんぐりは、ねずみの命を救い、多すぎるどんぐりは、その命を奪います。縄文時代から、人が食べてきたどんぐり。少なすぎるどんぐりは、自然破壊の結果として、人の命を奪うかもしれません。【日記１】　「うごかない　ころころ　―　どんぐりの知恵　―」・・・・・・・・【関西文化の日　それから】先日の、土俵の写真は博物館内。男女問わず、観ることができます。関西文化の日。関西地区の皆さんは、20、21日、ぜひご活用を。そして関東でも、このイベントが、広まりますように。【日記２】　「近鉄まつりに　－きんてつ鉄道まつり 2010 －」　　

2010.11.19

コメント(17)
すばらしい　イベント　　― 関西文化の日 ―

関西には、素晴らしいイベントがあります。それが毎年恒例の、関西文化の日。大阪、京都、奈良、兵庫はもちろん、福井、三重、滋賀、和歌山、徳島、鳥取の美術館、博物館などの400施設が無料解放されます。先日の「日記：きんてつ鉄道まつり」の入場待ちを避けた、謎の空白の２時間。この２時間は、関西文化の日を利用して、近くの博物館を無料拝観していました。その時撮影した写真がこれ。博物館の中ですが、土俵があります。関西文化の日は、企画展も含めて無料の施設が大半ですが、一部は常設展のみ無料ですので、下記のリンクでよくご確認ください。また、20,21日が無料開放の施設が多くありますが、一部は別日程になっています。例えば、奈良、京都、大阪では、下記は常設展のみ無料で、企画展は有料ですので、ご注意を。「常設展のみ」（奈良）奈良国立博物館（京都）京都国立近代美術館、清水三年坂美術館、梅小路蒸気機関車館（大阪）大阪市立科学館、大阪市立自然史博物館リンク先をご確認を。私も、また関西文化の日を活用予定です。【関西広域機構】　「関西文化の日」　　

2010.11.18

コメント(19)
うごかない　ころころ　　―　どんぐりの知恵　―

ねずみは、どんぐりが大好き。ねずみは、せっせと、どんぐりを集めます。食欲旺盛な、ねずみ。このままでは、どんぐりはすべて食べられそう。しかし、ご安心を。どんぐりには、タンニンが含まれます。タンニンは、ねずみにとって有毒。食べすぎると、死んでしまいます。クヌギやコナラのどんぐりは、特に危険。毒のため、ねずみはどんぐりを食べ残します。食べ残され、ねずみが隠し、地中に埋められたどんぐり。それがやがて、芽を出し、育ちます。うごかない、かしこい、どんぐり。うごきまわり、使われる、ねずみ。走りまわるばかりが、生き残る術ではない。休み、考える大切さを、どんぐりは知っています。うごかない。でも、どんぐり、ころころ。【過去の日記】　「食べるもの　食べられるもの　―　どんぐり　―」【参考】　小林朋道，先生、シマリスがヘビの頭をかじっています！，築地書館，2008年，202P　　

2010.11.16

コメント(37)
ひとが　あつまる　－奇跡　近鉄　それから－

昨日のガマの場所から帰り、ちょっとお疲れで「それから」。【聖ジェンナーロの奇跡　それから】血液の量のご質問。見る限りは、200mlもないかと思います。ナポリには、他にも似た血液が何個もあるとか。血液は別の人物名になっています。かつて、このカラクリを考案した人がいたということでしょう。そのおかげで、今でも世界中の人が集まる、大人気のお祭りです。液化しにくい時があるのはなぜかとの声。速度が上がると流れやすくなり、時間が経つほどに流れやすくなる液体。ある程度早く、長時間、揺すり続ける必要があります。つまり、液化するか否かは、振り手の技次第。下手な司祭さんが降ると、液化せずに大騒ぎになるでしょう。ヒトダマも、科学のメスを入れると、興ざめします。必要以上に詮索はせず、神秘は神秘のままが良いでしょう。【日記１】　「揺れる　願い　－聖ジェンナーロの奇跡－」・・・・・・・・【きんてつ鉄道まつり　2010　それから】鉄道ファンに圧倒されました。私も陶磁器なら負けないのですが。球団へのコメントもありましたが、今年はやめておきましょう。100周年の、鉄道の方が元気ですから。近鉄好きの方も見えました。私も近鉄は嫌いではありません。特にアーバンライナーはよいですね。今でも車内に、おしぼりがあります。子供連れも多く、着々と世代交代も進む鉄道ファン。陶磁器ファンにはない、強さを感じました。【日記２】　「近鉄まつりに　－きんてつ鉄道まつり 2010 －」・・・・・・・・観光シーズンで、イベント、旅日記が増えています。秋は、通常日記と、旅日記が混在しそうです。読みにくいかもしれませんが、脈絡ないのはいつものことと、ご容赦頂けますと幸いです。　　

2010.11.15

コメント(18)
大きなガマ

癒しに、どうぞ。

2010.11.14

コメント(6)
近鉄まつりに　－きんてつ鉄道まつり 2010 －

近鉄創業100周年記念イベント「きんてつ鉄道まつり　2010」に参加しました。11月13，14日開催ですから、情報提供のために、異例の本日2回目の日記掲載です。通常の日記をお好みの方は、前の日記をご覧下さい。会場に駐車場はありませんが、駐輪場はあります。駐車場がなくても、近くの近鉄五位堂駅までは電車移動が、近鉄ファンというものでしょう。10時開場ですが、私は9時に到着。1時間前にも関わらず、目を疑う長蛇の入場待ち。その距離、五位堂駅に向けて200m以上。まだまだ伸びてゆく、入場待ちの列。それを見て・・・、私は入場を諦めました。（笑）そして他の場所に移動、空白の謎の2時間後。11時頃に、再び会場に。今度は、待ち時間なしで入場できました。入り口で、オリジナルトレーディングカードをいただきました。14日は、別のデザインになります。先着１万名限定ですから、会場１時間後ではまだ１万人を超えなかったということ。会場は、人、人、人・・・。車内公開など、すべてのイベントが行列待ち。どの行列も、20～30待ちとは思えますが・・・、諦めました。（笑）薬師寺東塔の１時間超待ち、正倉院展の30分待ち。これらには耐えるkopanda06ですが、この待ちには耐えられません。鉄道ファンとの、熱意の違いが明らかです。とりあえす、１～２分待ちで入手可能な、スタンプラリー３箇所はコンプリート。ここには、コレクター精神が発揮されています。スルッとKANSAIを購入したいと思いましたが、売店は行列が3度折り返す長蛇の列。鉄道部品即売会も長蛇の列。商品を見ることも叶わず・・・、諦めました。（笑）かろうじて、屋外の部品即売会を撮影。写真の看板は、１枚5,000円。安い？これが陶磁器なら、購入しますが・・・。鉄道ファンの熱気に圧倒され、なすすべなく退場したkopanda06。14日は日曜ですから、さらに人出が予想されます。100周年で、2日館開催のきんてつ鉄道まつり。ご来場の皆さん、「熱意」を持ってご来場ください。【近鉄】　「きんてつ鉄道まつり 2010」　　

2010.11.13

コメント(18)
揺れる　願い　－聖ジェンナーロの奇跡－

イタリアの有名な、奇跡の血液。イタリア、ナポリにある、ドゥオーモ・サン・ジェンナーロ教会。奇跡の血液は、そこにあります。聖ジェンナーロ、別名、聖ヤヌアリウス。火傷もせず、不死身とされた彼。しかし彼も、ローマ皇帝ディオクレティアヌスに迫害され、4世紀に処刑されます。その時、信者の女性が採取した血液。それが、聖ジェンナーロの血液です。9月19日，5月第1土曜日，12月16日。この血液の奇跡が、公開されます。固まった、黒い血液が入った小瓶。不思議なことに、この小瓶を振ると、血液が液化し、流れ始めます。1389年から続いている奇跡。この血液の液化が起こらないとき、災いが起きると言われます。動きを加えると、固体から液体に変わる。この性質を、チキソトロピーと言います。実は聖ジェンナーロの血液は、血液ではないと言われます。その成分は、オキシ水酸化鉄との説が最も有力。オキシ水酸化鉄は、血液に似た色をして、奇跡と同じ現象を起こします。ただ、その謎は、解けないのが良いでしょう。揺れる奇跡に、人が願いを、託したのだから。【参考】　増渕雄一，おもしろレオロジー，技術評論社，2010年，239P・・・・・・・・・・・・・・・【解説】チキソトロピーとは、せん断速度が早いほど、粘度が下がる性質。ゲルインクのボールペン。普段はたれ落ちないのに、文字を書くとなめらかに出るインク。このインクも、このチキソトロピーの性質を利用しています。歯磨き粉や、マヨネーズ。これも押す（動かす）と流れ出ますが、動かさないと形を保って流れません。これもチキソトロピーです。ジェンナーロの血液の、オキシ水酸化鉄。これは分光分析では、血液のヘモグロビンと区別がつきません。現代の分析でも見破れない、このからくりも、ある意味で奇跡です。　　

2010.11.13

コメント(15)
しのばれる　リスの気持ち　－北京原人　ヘビとリス　それから－

冷えてきました。風邪には気をつけつつ、今日も「それから」です。【北京原人　それから】カトリックの神父と、北京原人の関係は意外な組み合わせです。しかし今回の本は、それほど面白くはありませんでした。アミール・Ｄ・アクゼルさんは面白い著書が多くありますが、そのレベルを期待すると裏切られます。北京原人の頭蓋骨が行方不明になった話の方が、やはり面白いでしょう。また北京原人は、進化の課程で滅びてしまった種です。あきらめないのも才能、そのとおりですね。一方で、夢が自分を裏切るのではなく、自分が夢を裏切るとのコメントも納得しました。夢の価値を見直すのも、良いかもしれません。【日記１】　「あきらめない　そのゆめを　－北京原人－」・・・・・・・・【ヘビとリス　それから】ヘビの臭いを、体に付けるリス。時には危険を冒してまで、ヘビの臭いを付けようとするのはなぜでしょう。敵に襲われにくいのか、仲間との争いを避けることができるのか。天敵のヘビに、他のヘビと誤認させるのが目的との説が有力です。ヘビの皮を財布に入れる。昔はヘビの皮を欲しがる人がいたのも覚えています。ヘビ嫌いの人には、嫌な話でしょう。リスがヘビの皮を、体にこする行為。本当に意外との声が多くありました。そこでアサヒニュースから、次の写真を。一番嫌いな、ヘビの皮をかむリス。どんな気持ちなのでしょう。【日記２】　「ヘビの皮を借るリス　－リス－」かなり寒くなりました。皆さん、風邪にはお気をつけてください。　　

2010.11.12

コメント(22)
ヘビの皮を借るリス　－リス－

狐は、虎の威を借ると、知られています。それではリスは、何を借りる？草地で、何かをかじるリス。その手にあるのは、ヘビの皮。脱皮したヘビの皮をかじり、体にこすりつけるリス。その体に、蛇の臭いをつけるため。生きたヘビの、しっぽをかじるリス。危険を冒して、ヘビの臭いをつけるため。ヘビの臭いで、その身を守る。その姿は、ヘビの皮を借るリス。強者の力で、身を守る知恵。借りる力を失った、今の日本。生き残る術は、あるのでしょうか。【参考】　小林朋道，先生、シマリスがヘビの頭をかじっています！，築地書館，2008年，202P　　

2010.11.11

コメント(21)
あきらめない　そのゆめを　－北京原人－

追いやられて。20世紀初頭のこと。ピエール・テイヤール・ド・シャルダンは、進化論に強い関心を持っていました。しかし、そこには問題がありました。テイヤールは、カトリックの神父でした。猿から人が進化。それはカトリック教会には、受け入れ難いこと。聖書では、人は神が作ったもの。パリから追いやられた、テイヤール。教会から疎まれた結果、彼は中国に移ります。進化論から彼を避けようとした教会。しかし彼は中国で、北京原人の鑑定に関わることになりました。妨害にも負けず、進化の謎に深く関わった彼。その成功のカギは、夢を捨てなかったこと。逆境でも、投げ出さない。夢を簡単に、あきらめない。あなたを、夢は裏切りません。あなたが、夢の価値を、忘れないでいるかぎり。【参考】　アミール・Ｄ・アクゼル，神父と頭蓋骨，早川書房，2010年，326P　　

2010.11.10

コメント(15)
秋を　たのしく　　－アショカ・ピラー　奈良の寺院　それから－

せんとくんを見送りながら、「それから」です。【アショカ・ピラー　それから】アショカ・ピラー、実際にご覧になった方もいらっしゃいました。オーパーツ、謎解きも楽しいでしょう。南部鉄は、黒錆が表面を覆って、錆の進行を止めています。この黒錆を、不動態皮膜と呼びます。ステンレスでも、表面にクロム系の不動態皮膜があり、そのおかげで錆びません。人もまもる人、支える人がなければ、すぐに弱ってしまうでしょう。そのみえないちからに、感謝の気持ちを忘れてはなりませんね。【日記１】　「みえない　ちからに　－アショカ・ピラー－」・・・・・・・・【奈良の寺院　それから】平城遷都1300年祭りのおかげで、多くの秘仏が公開されました。薬師寺東塔や、興福寺五重塔の内部なども、初めて見ることができました。白豪寺は、またいつか挑戦します。いつでも行けると思うと、なかなか行かないものです。奈良、そして京都。旧跡が好きな私には、まさに天国。今年は特に、そのことを感じました。実は、私には、まだ天国のようなことがあります。それは、またいつか。【日記２】　「さようなら　平城遷都1300年祭　－興福寺　元興寺－」【日記３】　「バサラに　みとれる　－新薬師寺　不空院－」　　

2010.11.09

コメント(18)
バサラに　みとれる　　－新薬師寺　不空院－

昨日の続き。【新薬師寺　旧国宝　香薬師如来立像　特別開帳　～12月31日】奈良駅から遠く、行く機会の少ない、新薬師寺に行きました。昭和18年に盗難に遭った、香薬師如来立像が遷都祭で特別開帳。拝観料、600円。盗まれたのに、特別開帳？その疑問は、もっとも。公開されたのは、副葬品。本物は、盗難後、行方不明。戦火で失われたか、闇に消えたのでしょう。残念なことです。特別開帳はともかく、十二神将はやはり素晴らしい。特に人気は、伐折羅（バサラ）大将。新薬師寺では、伐折羅復元のDVDが放送されていました。作られた当時の伐折羅は、下の写真のきらびやかな像でした。　　※写真は、CAD CENTER H.P.より私は古びた伐折羅が好みですが、この当時の伐折羅も面白いでしょう。【新薬師寺】　「十二神将」・・・・・・・・・・・・さて、レオ0503さんは、新薬師寺の後は白豪寺にいらしたとのこと。白豪寺は、新薬師寺から、900m。しかしその道は、奈良盆地を見下ろす高台への、階段も含む上り道。一方、新薬師寺の隣には、不空院。不空院は秘仏公開中で、距離はほぼゼロ。白豪寺（登り坂）に背を向け、不空院（隣）に向かうkopanda06に、迷いはありませんでした。（笑）レオ0503さん、ごめんなさい。【不空院　不空羂索観音坐像　特別開帳　～11月14日】新薬師寺の隣、不空院。かつては、「福院」と呼ばれたこともあります。ここでは、不空羂索観音坐像が、遷都祭に合わせて特別開帳されています。普段は予約が必要ですが、今は予約不要となります。拝観料は、良心的な300円。寺宝は多くはありませんが、丁寧に縁起や観音像の解説をしてくださいます。遷都祭の特別開帳では、丁寧な解説がある寺院が多くあります。解説があると、とっても印象がよくなりますね。不空羂索観音坐像は、写真で見るより大きく、高さ103cm。【平常遷都1300年祭　不空院】　「不空羂索観音坐像」・・・・・平城遷都1300年祭も終わりました。私も今日は別の場所で、せんとくんに会いましたが、せんとくんは、一応はお役御免ですね。遷都祭でにぎわった、今年の奈良。まだ11月中は特別開帳などのイベントもありますので、ぜひこの機会に奈良にどうぞ。　　

2010.11.07

コメント(26)
さようなら　平城遷都1300年祭　－興福寺　元興寺－

平城遷都1300年祭も、明日7日で終わりです。【興福寺　国宝特別公開　～11月23日】今日は、興福寺に行きました。終盤は、地元在住で何度も行った、有名所もご訪問。国宝特別公開で、五重塔の内部に入ることができます。内部にある獅子や象など、動物像が意外に面白く、おすすめ。下のリンクが、その五重塔内部の動物像です。東金堂も、共通券で拝観可能。しかし入場待ち、約10分。朝9時の開場時に行ったのが失敗で、時間と共に空いてきました。東金堂の仏像を裏から見る、後堂拝観は特別公開。私も初めて見ました。特に裏に置かれた、正了知大将像は50年ぶりの公開です。五重塔内部、東金堂、東金堂後堂拝観は、共通券1,000円。改装された国宝館は、別途600円ですが、入場待ちの行列を見て諦めました。地元の私は、別の機会に見ることができますから。国宝館入場は、別途600円必要。しかし！興福寺のH.P.で、北円堂特別公開があった事実を発見。期間、10月23日～11月7日。地元の私は、少し離れた北円堂を見にも行きませんでしたので、気がつきませんでした。平城遷都1300年祭のパンフレットには、掲載されていませんので、ご注意を。ただし入場料は、別途300円。【興福寺】　「五重塔の内部の動物像」・・・・・・・・・・・・【元興寺　禅室特別公開　～11月30日，　特別展　～11月7日】国宝禅室内部が、特別公開。建物に使われた、古い材木が展示されています。私にとって古い木は、あまり面白く思えませんでした。秋季特別展では、「板絵智光曼荼羅」が特別公開。しかし、あまりに古く、絵が見えません。事実、隣には、同寸に拡大された、曼荼羅の赤外線写真が展示されています。曼荼羅の実物を目の前にしても、目視では絵が見えない悲しさ。共通拝観料は、600円。特別展での特別公開はともかく、元興寺は禅室前のお地蔵様がかわいいお寺。禅室の縁側で日向ぼっこをしながら、お地蔵様を眺めて和む私。その時、撮った写真。【元興寺】　「元興寺　禅室特別公開　特別展」・・・・・平城遷都1300年祭は、明日で終わり。秋の観光シーズン中は、開催しても良いと私は思いますが・・・。予想以上に、賑わったイベントでした。遷都祭が終わっても、秘仏公開はいくつもの寺院で継続中。ただし大半は11月中には終わりますので、お見逃しなく。明日、今日見た別の場所を、もう少しご紹介します。　　

2010.11.06

コメント(13)
みえない　ちからに　－アショカ・ピラー－

インドの錆びない柱、アショカ・ピラー。観光名所のその鉄の柱は、1500年前から錆ていません。その理由は、柱の表面にできた錆。目に見えないその錆の被膜が、柱を錆の進行から守ります。見えない錆に、守られた柱。忌むべき錆に、守られた柱。見えない、人の助けに守られて。敵とみた思わぬ、人に守られて。錆により、錆から守られたその柱は、人により、人から守られた、人そのもの。【ウィキペディア】　「アショカ・ピラー」・・・・・・【解説】アショカ・ピラーの材質は、炭素含有量は0.1％と低く、リン含有率が0.114％と高い。その表面には、薄い錆の被膜があり、その成分は、Fe3O4 67.0%，FeO 13.1%，FePO4 1.7%。つまり、燐酸塩を含むマグネタイトでできています。マグネサイトは、南部鉄の表面にもある「黒錆」で、緻密なその錆の被膜には、錆の進行を防ぐ効果があります。「参考」　長野博夫/松村昌信，最新　さびの基本と仕組み，秀和システム，2010年，207P　　

2010.11.05

コメント(31)
まもなく終わる　平城遷都1300年祭　－薬師寺　星雲　それから－

今日も、平城遷都1300年祭関連の、それから。【薬師寺　国宝　東塔　特別開扉　それから】これから８年間の改修工事が始まる、薬師寺東塔。この機会を逃すと、しばらく見ることはできません。しかし、特別開扉の大行列には驚きました。待つ間、１時間以上東塔の外観を見ましたので、8年間は忘れないでしょう。ちょうど奈良観光に、来られた方も。そちらもかなり混雑したそうです。奈良在住は、私の様な神社，寺院，史跡好きには良いでしょう。しかし一方で、史跡は街の開発を遅らせています。細い道，低い下水道普及率，工場誘致困難，大型店舗不足。様々な、史跡保護による弊害もあります。奈良に住み始めた頃は、これらに不便さを感じた私。しかし今では、これも良いと思っています。慣れれば、生活に無理はありません。あまりに今まで、贅沢を求めすぎていたのでしょう。【日記１】　「薬師寺　東塔　特別開扉　－平城遷都1300年祭－」・・・・・・・・・・・・【エスキモー星雲　それから】1300年前の、宇宙の滅びの光。エスキモー星雲からの、今見ている光は、平城遷都の1300年前の光です。日本が遷都に夢を託す頃、宇宙からは星の死のメッセージが送られていました。太陽も、あのエスキモー星雲と同じ死を迎えます。それまでに、地球も太陽に飲み込まれ、すべての生物が死に絶えます。太陽の死の、その時までは、50億年。それに比べれば、1300年前は、つい先ほどの出来事と変わりはありません。そして私たちの一生はあまりに短く、比較することすらできません。平城遷都1300年祭、その刹那も、間もなく終わりを迎えます。【日記２】　「1300年の　彼方から　－　エスキモー星雲　－」・・・・・・・・・・・・今週末で終わる、平城遷都1300年祭。その過ぎ行く時を、ご堪能ください。　　

2010.11.03

コメント(32)
1300年の　彼方から　－　エスキモー星雲　－

平城遷都から1300年。その1300年前からのメッセージが、夜空にあります。ふたご座に見える、エスキモー星雲。その惑星状星雲は、地球から1300光年の彼方にあります。今見える、その星雲の姿は、1300年前の光。エスキモー星雲は、太陽級の大きさの星が死んだ姿。星が晩年に出したガスの中心に、燃え尽きた白色矮星があります。私たちの太陽も、膨張し、赤色巨星に。そして、地球さえも飲み込んだ後に、燃え尽きます。平城遷都から1300年。その時を超えたメッセージが、未来の太陽の死であるのはなぜでしょう。歴史と、宇宙と、命のメッセージ。そのメッセージを受け止めることができるなら、私たちの未来は、まだあると思いたい。「エスキモー星雲」　写真は”National Geographic News”より　　

2010.11.02

コメント(21)

全24件 (24件中 1-24件目)

1

ジャンル別一覧

人気のクチコミテーマ

断捨離、実行中！

ゴミ捨てに行けなくて

(2024-11-13 10:48:01)
handmadeのある暮らし。

バーゲン本 SALE50%OFF カットクロス…

(2024-11-09 12:39:06)
素敵なデザインインテリア・雑貨♪

☆備前焼はにわ☆

(2024-11-13 22:31:37)

© Rakuten Group, Inc.