高見観音の大分類 (分類4 銘「与次」)
にほんブログ村 高見彰七の観音像の分類4は、未解明の存在です。分類4の作家銘は「与次」。細部には高見彰七の特徴がありますが。高見彰七作品か否かもわかりません。全体的な体形が異なるため、高見彰七が銘を変えたのかもしれません。あるいは「与次」は「世継ぎ」と読めることから、弟子の作品の可能性もあると推定しています。【分類4の特徴】a)造形 非常に安定感のある重厚な造形。 胸に抱えた蓮の花、帯紐などに高見彰七作品の特徴あり。 x)直立形のみ。b)材質 モルタルの粒度等は未確認。 経年劣化は少なめ。c)造形 重厚で安定感がある。分類4の確認例は2024年9月現在で3件のみ。「豊田市 渡刈町 路傍」 在銘「与次」 (画像提供:FDG公式さん)「見徳寺」 銘板を剥がした痕あり「八王山 春光院」 無銘 (画像提供:FDG公式さん)銘「与次」の謎は、今後解明しなくてはなりません。【 ウッドスピーカ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村