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テーマ:海水魚との生活(2911)
カテゴリ:***** 生物 *****
広い海面に、横たわるように浮かぶマンボウ。
ひなたぼっこするマンボウを、あなたはうらやましく思ってはいませんか? しかし、マンボウのひなたぼっこは、呑気なものではありません。 それは生きるための、やむを得ない姿なのです。 マンボウの体には、無数の寄生虫が付いています。 眼にも寄生虫が付き、マンボウの視力は非常に弱くなっています。 そのためマンボウは水面に浮かび、日光で体を殺菌します。 水面に浮かべば、鳥も寄生虫を取ってくれます。 またマンボウは、水深800mの深海まで潜ります。 ただ深海は冷たく、マンボウは凍えてしまいます。 マンボウが水面に浮かぶのは、凍えた体を温めるためでもあります。 寄生虫に苛まれ、凍えた体で水面に横たわるマンボウ。 生きるために、マンボウは必死でひなたぼっこをしています。 窓辺で、ひなたぼっこするあなた。 余裕のないマンボウは、そんなあなたをうらやましく思っていることでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ マンボウの飼育で有名な志摩マリンランドが、3月末で閉館します。 設備の老朽化のため。 飼育生物たちの今後は、まだ決まっていません。 (画像出典: 三重県観光連盟公式サイト) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 【 マンボウ キーホルダー 】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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