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にほんブログ村 私が生まれ育った地域のサザエには”トゲ”がなかった。 父親に聴くと、「海が穏やかな地域のサザエにはトゲがない」と答えた。 では、海が荒れる地域ではトゲがあるのかと聴くと、 分からないとのことだった。 はっきりしない説明だから、このトゲがないサザエは”ニセサザエ”だと思っていた。 最近、東海大学・海洋科学博物館監修の「貝殻の名前」を読んだ。 その本にも、サザエには”トゲあり”と”トゲなし”があると書かれていた。 さらにトゲの有無は、種類や性別の差ではないとあった。 波の荒さなど、環境の違いが理由とあった。 驚くことに、父親の説明は合っていた。 さらに本には、トゲの有無ができる理由や、トゲの役割は不明とあった。 いまだ、サザエのトゲは謎なのだ。 ウィキペディアには、下記の様に書かれていた。 「水槽で飼育するとサザエはトゲを形成しなくなる。 逆にトゲの発達しない個体を外海に放流するとトゲを形成する。」 個体差もあることから、サザエのトゲの有無は環境と遺伝のふたつの要因があるとのこと。 サザエのトゲは、今でも謎の存在だ。 その役割も、できる理由も分からない。 でも、kopanda06は、そのトゲに自説を持っている。 それはサザエの立場になればわかることだ。 きっと、こうだろう。 短気なサザエは海が荒いとイライラしてトゲトゲし、 気長なサザエは静かな海で呑気にマルマルになる。 私なりに、謎が解けた気がしている。 (画像出典: Wikipedia ) 【 サザエ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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