|
カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 愛知県豊田市本地町。 東名豊田ICに隠れるような八幡社で、コンクリート製の神馬に出会いました。 遠目で高見彰七の神馬かと思いましたが、何か違う感じです。 しかし近くで基台を確認すると、明確に「高見彰七作」と刻まれています。 しかも驚いたのは、製作年。 基台には「昭和20年10月」とあります。 何度も見直しましたが、間違いありません。 終戦のわずか2ヶ月後に作られた、 高見彰七作の最も古い神馬です。 神馬の寄付者は、岡部家,加藤家,波多野家,光岡家の9名でした。 隠れた場所の八幡社ですから、住所を記しておきます。 住所: 愛知県豊田市本地町 1丁目54−1 これで、高見彰七の神馬は5体目です。 そして、最も古い作品(昭和20年製作)になります、 私は次々と 高見彰七の神馬を紹介していますが、 数が多くあるわけではありません。 地域の方さえ知らないような、小さな神社まで探した結果です。 今回の八幡社の神馬も、別の寺院に参拝後、 周辺を歩いて散策する中で出会いました。 それにしても、今回の神馬は古い作品。 遠目で神馬に感じた違和感は、製作時の高見彰七の若さ故の違いでしょうか。 敗戦の人々の心の傷も癒えぬ昭和20年10月。 彰七はどの様な想いで、この神馬を作ったのでしょう。 八幡社の説明板には、1959年(昭和34年)に伊勢湾台風の被害を受けたこと。 その際に、鳥居と八幡社の大木はすべて倒壊したこと。 その後、手水舎、社務所が建て替えられたことが記されています。 しかし神馬については、製作も被害についても、 何も記されてはいませんでした。 「高見彰七の神馬」 ●【福田神明社】 「みよし市 福田神明社の神馬 昭和31年3月製作」 ●【宮口神社】 「豊田市 宮口神社の神馬 昭和33年10月製作」 ●【米野木神明社】 「日進市 米野木神明社の神馬 昭和36年10月製作」 ●【八柱神社】 「豊田市 八柱神社の神馬 昭和41年4月製作」 【 おいもや 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[高見彰七] カテゴリの最新記事
|