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カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 豊田市 割目池の検討、続きです。 【前の記事】 「割目池の観音菩薩と地蔵菩薩 その1」 まずは割目池の観音像の検討から始めます。 比較として妙楽寺のコンクリート像群を参照します。 これらは高見彰七作品と考えて良い仏像群です。 「妙楽寺のコンクリート像」 この仏像群は、それぞれが違う様で似ていると感じます。 似ていると感じるのは、共通した特徴があるからです。 では検証しましょう。 左は割目池、右は妙楽寺の観音像です。 まずは共通点を洗い出します。 『共通点』 1)前髪の造形 2)円弧を描く眉 3)眉から鼻ㇸつながるライン 4)三角形の鼻 5)一本線で彫られた目 6)唇の造形 7)目、口、鼻、眉などの配置や大きさ 8)2重に珠状に表現された首飾り 『相違点』 1)割目池の像は目が微笑んでいない 2)割目池の像は顔に丸み(下膨れ)がない つまり割目池の観音像は微笑んでおらず、 凛々しいお顔をされています。 この凛々しさは、初期の高見観音の特徴と私は考えています。 造作を重ねるうちに、穏やかな表情に変わったのでしょう。 これらから、私は割目池の観音像も高見彰七作品で 間違いないと判定しました。 如何でしょうか。 【 福々ねこ煎餅 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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