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カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 続いて、割目池の地蔵菩薩像の検討です。 【前の記事1】 「割目池の観音菩薩と地蔵菩薩 その1」 【前の記事2】 「割目池の観音菩薩と地蔵菩薩 その2」 観音菩薩像とよく似た技法です。 今回も比較として妙楽寺のコンクリート像群を参照します。 妙楽寺には珍しい地蔵菩薩像があります。 左は割目池、右は妙楽寺の地蔵菩薩像です。 観音菩薩像と同様の共通点があります。 加えて、服の襟の表現も似ています。 一方で相違点は下記の通り。 『相違点』 1)割目池の像は目が微笑んでいない 2)割目池の像は顔に丸み(下膨れ)がない 3)妙楽寺の像は耳が大きい 妙楽寺には耳を大きく表現した像が幾つかあります。 参拝者の願いを聴くという意味でしょうか。 私は割目池の地蔵菩薩像も高見彰七作品と思います。 おそらく初期の作品ではないでしょうか。 【 ねこってる 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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