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カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 愛知県豊田市 高林寺の高見彰七作品、現地確認の続きです。 「型枠の使用」 高見観音の多くは、最低前後2個の型枠を使って作られています。 そのため、浄法寺の高見観音には、前後の型造形にズレまでありました。 (浄法寺 高見観音像の前後型ズレ) 「接合部のひび割れ」 また高見観音像に多く見られる接合部のひび割れが、 高林寺の観音像でも見られます。 大型観音像の衣装の裾には、補強用金具の露出まであります。 ひび割れは、特に高林寺では小型観音像でひどい状態です。 小型観音像の頭部を上から見ると、穴が開いているようにも見えます。 なぜひび割れが出るのかなど、独学では知識不足がありました。 そこで建築関係の専門家に質問し、かなり理由が明確になりました。 それに関しては高見観音像の製作について触れなくてはなりません。 次回、専門家のご指導も得て、その製作方法について述べます。 皆さんからもご指摘があった、多くの理由が明らかになると思います。 【 おちょこけし 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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