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カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 高見彰七の観音像の判別には、観音像の分類が必要と考えていました。 そこで、a)造形,b)材質,c)製法に着目して4つに大別しました。 1) 分類1: 代表形 高見彰七らしい、微笑んだふくよかな顔の像。 観音像の姿勢は、x)直立形とy)流れ形がある。 また建設業者との共作の大形作品もある。 2) 分類2: 多様形 作風が不安定。微笑んでいない像,材質が粗い像が多い。 姿勢は、x)直立形が多い。 3) 分類3: 簡略形 現在、妙楽寺のみでしか確認例がない簡略化された像。 楕円形の顔が、衣装に張り付いた様な造形。 姿勢は、x)直立形とy)流れ形がある。 4)分類4: 銘「与次」 高見彰七作品の特徴を持つ、「与次」銘の像。 無銘の像を含めて、3例しか発見されていない。 観音像の姿勢は、x)直立形のみ。 まずは大別です。 次回以降、その詳細を見ていきます。 【 ひよこ形目覚まし 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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