|
カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 浅野祥雲と1歳違いで同世代だった高見彰七。 それなのに知名度がある浅野祥雲に比べて、 高見彰七が忘れ去られてしまったのはなぜでしょうか? むしろ、作家銘すら残さないコンクリート像作家が忘れられるのは 自然なことだと私は思います。 浅野祥雲の知名度の高さが特殊なのです。 そこで、なぜ浅野祥雲の知名度が高いのかを考察したいと思います。 以下はその理由と思われる点です。 1)浅野祥雲の作品は、多色に塗装された作品が多い 多色に塗られた人物像は表情がユニークに見えます。 そのため、テレビ番組でも取り上げられました。 一方、今日残る高見彰七の観音像は大半が塗装が残っていません。 2)浅野祥雲の作品は、まとまって観られるスポットがある 関ケ原ウォーランド、五色園、桃太郎神社などでは、 浅野祥雲の作品をまとまって観ることができる。 高見彰七の作品は基本、分散している。 妙楽寺の58体は廃棄を免れているにすぎない。 3)大竹敏之氏の貢献が大きい 大竹敏之氏は浅野祥雲について詳細に調べ、 書籍を出版されています。 様々な浅野祥雲のPR活動を行い、さらに五色園の浅野祥雲作品の 定期的な再塗装活動もしています。 これらの活動は浅野祥雲の知名度向上に 大きく貢献していると思います。 実は私も以前に、大竹敏之氏が説明役の五色園見学会に参加しています。 その際に私は大竹敏之氏の著書を購入して、サインも頂いています。 マニアックな見学会で参加者も限られていました。 Xで私のコンクリート像関係の投稿に「いいね」を下さる方の中には、 あの時の見学会の参加者もおられるのでは? と思ったりもしています。 【 浅野祥雲大全 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[高見彰七] カテゴリの最新記事
|