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カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 今回ご紹介する新発見の高見彰七作品は、重要な意味を持っています。 民家の敷地内にありますので、詳細は省かせて頂きます。 撮影許可などを頂いての画像掲載となります。 まずはご覧ください。 一見して高見観音とわかります。 ただ服装の表現などが、多くの高見観音とは異なります。 微笑みは少なめで、お顔も下膨れのふくよかなお顔ではありませんが、 高見観音で見かける表現です。 実はこの観音像、高見彰七作品であって、高見彰七作品ではありません。 今までこの作風の観音像も含めて、私は高見彰七作品としてきました。 しかしこれは、「高見正美」氏の作品です。 高見正美氏は、彰七氏の御子息に当たります。 高見彰七氏と正美氏の親子は、時に協同で作品の製作に携わった様です。 今回ご紹介の観音像は、高見正美氏単独での作品例です。 思えば高見観音を私が4分類に整理した時、 第2分類の観音像の作風は一定ではなく、その理由に悩んでいました。 もちろん製作活動での試行錯誤と捉えることはできますが、 彰七氏と正美氏の両者の手が加わっていたということであれば、 より納得ができます。 【第2分類】 「高見彰七作品 第2分類」 いずれにしても「高見彰七としていた人物はふたりいた」というのは、 私にとっては衝撃の新事実でした。 まずは従来通り、 高見彰七作品リンク集2「観世音菩薩像」にNo.29として登録します。 リンク集2 (No.29) ・所在地: 豊田市 民家 ・製作年月: 不明 ・作家銘: なし, 高見正美作品 ・特徴: 高さ120cm, 胸部幅25cm, 胸部厚さ15cm 今後、リンク集を活用して、明らかに高見正美氏の作品と判明した 作品があれば、その旨を表記したいと思います。 次回はさらに新発見の作品の紹介をしつつ、 また別の重要な情報をお伝えしたいと思います。 【 福寿柿 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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