テーマ:京都。(6114)
カテゴリ:旅行
洛北の紅葉といえば、やはりここをお勧めします
それは、赤山禅院~曼殊院です。 京都駅からはバスで修学院離宮道下車。あるいは、叡山電鉄利用なら、修学院下車。 ◎赤山禅院 徒歩15分ほど。 仁和4年(888)創建。京都御所の表鬼門に当たり、厄除けとして信仰を集める。拝殿の屋根の上には、御所のほうを向いた猿の像が置かれている。また、京都七福神の寺の一つで福禄寿を祭ってあり、福禄寿の形をしたおみくじ(500円)もある。修学院地区の紅葉ポイントとして人気。山門をくぐると紅葉のトンネルが迎えてくれる。紅葉のトンネルを潜り抜けていくと本堂が見えてくる。 境内内はスピーカーから読経が聞こえてくる。 拝観時間:9~16時30分 境内無料 ここからは、修学院方面へ歩いていきましょう。途中にある修学院離宮は、後水尾上皇が造営した山荘の跡。明治17年に宮内省に移管されています。拝観には宮内庁の事前許可が必要です。外から見るだけでも相当な広さがあり、中はきれいな感じがしました。拝観許可などの詳細は宮内庁ホームページにてご確認ください。 てくてく歩いていく途中も紅葉がすばらしいですよ。 ◎曼殊院 天台宗の門跡寺院(皇子皇族が御住職になられた御寺)の一つ。もとは比叡山西塔にあった東尾坊が前身。明暦2年(1656)、現在の場所に移築された。 加納探幽が描いた虎の襖絵や、違い棚、瓢箪や扇の形をした戸の引き手にも注目したい。また、見事な枯山水の庭園は小堀遠州作といわれ、5月のつつじや秋の紅葉など目を引くものがある。 四季を通じて鮮やかな庭園が楽しめること間違いない。 拝観時間:9~17時(受付は16時30分) 拝観料:500円 さらに詩仙堂へと向かいましょう。距離的には赤山禅院~曼殊院と同じくらいかな。シーズン中にはこの細い道をタクシーが幾度となく通るので、すれ違いに注意してください。 ◎詩仙堂 徳川家康に仕えた石川丈山が寛永17年(1640)に建てた山荘の跡。石川丈山は小堀遠州と並び江戸初期の庭作りの名人として有名。日本の三十六歌仙にならい、丈山が中国の詩歌三十六人を選定。この三十六歌仙像と詩歌を掲げるところから、詩仙堂と呼ばれるようになった。現在は丈山寺という禅寺。庭園は、回遊式で、椿に藤・ツツジやサツキ、紅葉に山茶花と四季折々の花が咲き乱れる。快い音をたてる添水(ししおどし)は、丈山の考案によるという。 拝観時間:9~17時(受付は16時30分) 拝観料:500円 お帰りは、バスの一乗寺下り松か、叡山電鉄一乗寺駅へどうぞ。 洛北の紅葉散歩道、ぜひ堪能してみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月03日 20時47分46秒
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