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カテゴリ:知財系勉強
また衝動買いしてしまいました。 追記:読み終えました。現在の著作権法は昔にできた法律をパッチワーク的につぎはぎして利用しているので、現在のデジタル時代には十分に対応できていないということはよく言われることですね。これは著作権法に限りませんが。 現在のデジタル時代において著作権法がかかえる問題、とくに従来は合法であった行為も一緒に違法になってしまう場合があるという問題提起がなされています。どちといえば著作権法の罰則強化には(理解はしつつも)反対の立場でかかれています。 企業の立場からすると違法なコピー装置や技術的保護(制限)手段回避装置への罰則強化には賛成になります。たしかに罰則が強化されると、セキュリティを回避したというだけで、違法となり、セキュリティを回避して本来合法なことをしても、違法となるケースがあります。 ただし、この当たりは実質をみる必要があります。セキュリティを回避して合法的なことをすることは理論上可能ですが、その実はコピー商品(複製権侵害品の利用)であり、合法目的利用は名目的に過ぎないケースがほとんどでしょう。本質をみて、厳罰化の規定を設けることが重要だろうと思います。規定がないとなにもできないので。ただし、後は運用ですね。実質的に違法性を欠く場合には救済されるべきでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月17日 23時56分08秒
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