カテゴリ:映画・DVD
「借り暮らしのアリエッティ」を観てきました。 マロ(麻呂)さんこと新人米林宏昌監督は、こちらの出身です。 8月10日に放映された「ジブリ創作のヒミツ~宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」によると 美大時代に地元CMアニメ製作を手掛けていたそうですが、彼のCM観たことありました~♪ その後「耳をすませば」に魅せられて大学中退してジブリに入社。 アニメーターとしてどんどん頭角を現したとのことでした。 「千と千尋」のお父さんがもりもり食べるシーン。 「ハウル」のソフィーと初めて出会うシーン。 「ポニョ」お魚とやってくるシーンや妹たちと魚がやってくるのびやかなシーンは、 ご本人湧き出るように描かれたそうです。 宮崎さんも「ポニョは、マロ的アニメーションを作ったな」と 唸らせ今回の作品を任せたそうです。 宮崎さんは、製作に口出しをしない絵コンテも見ないし 「マロに全て託してですね、ジブリが沈むも浮くも・・」 そんな覚悟ですべてをマロさんに託して 宮崎さんにとって忍耐の後継者つくりの400日だったそうです。 それに至るまで宮崎さんにも後継者を育てるに当たっての苦節がありました。 皮肉にもマロさんが魅せられた「耳をすませば」の近藤喜文監督は、 宮崎さんがアニメーターから先輩後輩の仲。 いく人かの新人監督にしてきたように。。。 宮崎さんは、現場に乱入、口を出して、近藤監督と衝突を繰り返しました。 作品は、高く評価されましたが。。。 元々病弱の近藤監督は、激務が祟って、 作品完成の2年後他界してしまった、とのことでした。 近藤監督の命引き換えとなった作品作りは、 宮崎さんの深い教えとなったのだと語っておられました。 「マロに全て託してですね、ジブリが沈むも浮くも・・」 宮崎さんに言われ相当のプレッシャーを抱えた400日送ったマロさん。 関係者の試写会で初めて作品を観る宮崎さん。 観終わった宮崎さんの頬に一筋の涙が。。。そしてマロさんと握手~☆ 一人のアニメーターが、監督になった瞬間でした~☆ 『これでよくなる!大丈夫!』 そんな想いで観た「借り暮らしのアリエッティー」 短かく派手さもなくとても静かな作品でしたが~ マロ的アニメーションが、満載! 勇気をもらえる作品でした。 そして~そして~観終ったあと何故だか?「トトロ」が観たくなりました~☆ 追記: 24時間テレビのありんこ×10のTシャツは、マロさんの絵でした~^^ 文字は、鈴木プロデューサー。味のある字でしたね~(^_-)☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 4, 2010 09:27:57 PM
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