トゥッティー　楽しいおうち生活

チビちゃんが家に来たのは１３年くらい前でしょうか…。
昔バイトをしていた喫茶店のママから突然電話
『○○ちゃんあんた猫ほしいでしょ～。今日夜、店に来なさい！真っ白で可愛い猫だから！』
なんてかなり強引な…。
猫を飼いたいなんて一言も言ってないわよ…
でも昔から猫は好きだったし、実家でも何匹も飼っていたしね～。
聞くところによると、ママの知人に。子供さんの病気が原因でチビちゃんを飼えなくなり、飼い主を探しているとか…。
とりあえず、主人を説得してお店へ…。
第一印象
『でかい』
毛がふさふさでブラッシングもしてなかったせいか、長い毛が絡まっていてまるでフェルトの塊みたいなチビちゃん。
主人『これホントに猫？』と聞いたくらい(笑)
『この子たくあんが好きなんだって』って聞いた時には『うそ～っ』てびっくりしたっけ。
家へ連れて帰ってもなかなかなつかなくて、オルガンのペダルの中に隠れてびっくりさせたり・・・。
長男が産まれる前までは、子供のように、ホントにいつでも一緒！
長男が産まれた時は、やきもち妬いて大変だったなぁ～。
ホント…思い出はたくさん…。

ここのところ元気がなかったチビちゃん。
おじいちゃんなのでいつも寝てばかりはいるんだけど…。
なんだか胸騒ぎがして…。
昨日病院に連れて行きました。
病名は
腎不全…でした。
慢性なので完治はしませんと言われました。
かなり厳しい状態で、入院。
このまま…も覚悟しなくてはならない。

昨日は涙がとめどなく出て
２年前に病気をしてから、好きなものもあまりあげれず…。
こんなことなら好きなものいっぱい食べさせてあげればよかったとか、もっと一緒にいてあげればよかったとか…。

何日か前夜中に珍しく
『にゃ～おん』と呼びに来た。
何？とついて行くと冷蔵庫の前に
『今日だけ特別だよ～』
とハムを…。
美味しそうに食べて…。
食べ終わったらまた
『にゃ～おん』と
またついて行くとお風呂場に
かわいい手で桶をまた引き寄せて…。

ホントにこんな時私は無力で何にもしてあげられない…。
大好きなチビちゃん。
家に帰ったらたくさん抱いてあげたい。

明日もう一度検査。少しでもよくなっていますように。