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ご他聞にもれず、アキさんも就学活動が始まっています。というか私たち親子の周りで物事や人間が動き始めていて、肝心の私たちはまだのらりくらり。
去年から小学校に勤務しているころちゃんですから(しかも支援級のある学校です)、現実はしっかりわかっているし、どんな方向にも無理をするつもりは全くなく、アキさんの呼吸のしやすい場所さえ用意してあげられれば、きっとアキさんは自分の力で生きていくと思っています。今までのようにね。 就学とは別の動きとして、8月はアキさんの保育園の担任が療育先の施設を見学に来てくれています。これは決まりでも義務でもないことなのですが、アキさんの担任の先生は、遠い道のりを来てくれました。そしてこの施設のきめ細かいカリキュラムや、個別指導の専門性、そして保育・療育に関わる先生方の情熱を知り、ある意味で大きなショックを受けて帰られました。 ここでアキさんは0歳からお世話になり、ひとつひとつ身につけ、そして今がある。ころちゃんはとてもお世話になっている先生だからこそ、アキさんが育ったこの場所を見て欲しかったのです。嬉しかったし、感動している先生を見て私も感動しました。 これから先、アキさんと別の、ハンデを持つ子どもたちが現れたとき、きっと今までと違う思いで保育をしてくれるだろう。アキさんが頑張ってきたことを思い出してくれるだろう。こつこつとやればできないことはないんだとわかってくれただろうから。 そして今日。地域の就学関係の一環として、担当の職員がアキさんの行動観察に見えました。担任の先生からこっそり聞いたところによると、アキさんの身辺自立の様子やコミュニケーション力などを見ながら、アキさんのテーブルで二人でおしゃべりしておやつを食べ、お帰りになったそうです。担任の先生は、療育先の説明もし、「アキちゃんは0歳からここに通って色々身につけ、保育園入園前には身辺自立は完成していました!!(それは言いすぎ)」と力説されたそうです。 あぁ、この子は色々な人に守られている。そして色々な人に引き上げてもらい、下から支えてもらっている。この子を取り巻く人たちが、どんなに力を授けてくれているだろう。 そんなことを思うとともに、療育施設に母子通園を始めたときのころちゃんの目標=「就学前に自分のことは自分でできるようにすること。嫌な事も望む事もきちんと自分で伝える力を持つこと」が達成されつつあるなぁと思いました。これは他人と比べてのものではありません。アキさんを産み、アキさんのこれからのビジョンを見て私が設定した目標であり、他の人たちができるできないは関係ないことなのです。 気負いなく、自然体で、アキさんが前を向いて生きていけるよう、私も歩いていこう。 そんなかっこいいことを考え、勝手にカンドーしていた私の目の前で、アキさんは砂場の砂を目の前の子どもにぶっ掛けていました。どうやらそれまでにさんざん嫌がらせを受け、頭に来てやり返したらしいです。そばにいて見ていた先生は、アキさんではなく相手の子どもに注意と指導。いやいや、砂ぶっかけるのもどうかと思いますが。 ちゃっかりたくましさも身につけ、わが道を行くアキさんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 30, 2011 09:01:00 PM
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