びびりな自分
今日こそは、いろんなとこに連絡したりしなくちゃなんないぞ。(この「なんないぞ」と思うところに自分のキャパの小ささを感じるんだ)3ヶ月、じーっと家にこもっていた私にとって、たかだか予防接種だとか療育だとか、その予約を取るだけでもなんでだか気合いと勢いがいる。ペンギンの時はまるで感じなかったものだ。どちらも「ダウン症の娘がいます。」という言葉を言わなくてはならない。言えっていうなら言うよ、それは平気なつもりなんだけど、だけど、そのひとことを発するのに「よしっっ」と自分に勢いつけてる。言ってみればなんてことない。相手は私なんかよりずっと慣れていて、すんなりと、聞き返されることもなく話はつくのだ。今朝はというか、先週から、月曜こそは電話しようと思ってた。朝起きて、いろんなことをしながら、電話しなくちゃしなくちゃって上の空でいたら、あちこちで手がすべったり、こぼしたり。情けないだろって思って立て続けに電話して、済んだらほぉぉぉぉぅぅぅって気が抜けた。ダメだなあ、開き直れよ。強くなれよ。それにしてもっっっ、最後にかけた母乳マッサージのおばさんは、ちょっとこわかった。すごく早口で「おっぱいとにかくどんどんのませてくださいっっっ」しか言わない。ミルクの先にも後にも飲ませて飲ませてって。いえですからね、吸い付き方が下手なんじゃなくて、私の方の出が悪くてですね、いやそうなんですけどね、体重がですね増えなくて、母乳はひとまず少しにして、ミルクをとにかくとにかくとにかく飲ませてくださいよって言われてましてね、母乳を少しでも飲ませるとその後ミルクを飲まないわけでしてね・・・・・。もう「母乳を少しでも飲ませると」のあたりから、相手の強い言葉に遮られて、おしまいまで言い通せなかった私。来週、タオルを2枚持っていらっしゃいと言われたけど(予約がいっぱい)、「あのぅ子どももいっしょに・・・」と言いかけたら「そうですよっっっ子どもさんも必ずですよっっっ」。奇しくもその日は、病院の体重チェックの翌日。どうなるのかなー、こわいなー。私、早口で強い口調の人は、こわくてダメっすよ。叱られてる気持ちになって卑屈になっちゃうんっすよ。はい、びびりって言われてもいいっす。びびりですから。ついでに、ペンギンもびびりっす。