気持ちが沈んだ時、
心が疲れたと感じた時、私はこの本を手にとります
ちち(慶彦)・はは(麻美)・あすかのホームドラマ(のコミック)です。
【ちち】はサラリーマン。
【はは】は専業主婦。
【あすか】は幼稚園です。
ごくありふれた登場人物のありふれた毎日を描いています。
日々平凡な生活の中で、小さな小さな事件やトラブルが起きます。
人が複数いればそこはもう社会ですから、当然といえば当然です。
ご近所だったり会社だったり夫婦だったり。
しかし、ぽっかぽかのすごいところは、
とても現実的な内容なのに、現実臭くないところ。
登場人物に変に深入りしたりせず、
作者の問いかけやメッセージが直説伝わってくるところです。
これもこの本の魅力でしょうか?
「みんな私達みたいに幸せならいいのにね」
と【ちち】と【はは】が泣くシーンがあります。
『あー、幸せは無いんじゃなくて、見ようとしてないだけなのかな?』と
感じたりします。
私はこの本を読むと、
無謀に周りと比べたり、焦っている自分に気づかされます。
そして「私は私。できることをできるようにすればいい」
と教えられる気がして、安心し、心の波が穏やかになります。
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