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カテゴリ:ころつん便り
私はもともと結婚願望が強くありませんでした。 むしろ、一生独身を通すものと思っていました。 しかし、 縁あって旦那様と知り合い、独身貴族の夢は潰えました。 結婚した当初は、 親元を離れるのも、他の人との共同生活も生まれて初めて。 お互い自分のやり方が正だと決め込んで、 相手に強要したり、押し通してばかりで、気持ちの疎通はちっとも上手く行きませんでした。 怒ったり、悩んだり。 今思えば、 いかに自分の陣地が増えるかの、覇権争いみたいな勢いでした。 それが何時の頃からか、自分はともかく 『相手なら、こう思うだろう』 とか 『相手なら、こう言いそうだな』 と自然と思い馳せるようになりました。 それは決して、 相手の言いなりでもない、我慢でもなく、無理に合わせているわけでもない。 【二人のやり方】 ができ上がっていました。 一緒に生活することで、気持ちも考えや想いも 【夫婦のスタンダード】 ができるんですね。 今では、今食べたいもの や 欲しいもの も一致していたりします。 また、相手が欲してしそうなことや物も、なんとなくわかってしまうくらいです。 その割に、居心地のいい距離感で、息苦しさも、窮屈もありません。 【10年目】 はあっという間に訪れ、次へ踏み出して行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.28 01:57:14
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