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カテゴリ:ころつん便り
CNET Japan - 汗を認識する新しい生体認証技術--米大学研究者が開発 アメリカの大学で発見された、指紋認証セキュリティーシステムの盲点を克服する技術開発。 従来の指紋認証システムでは、 生きている人間の指紋ではなくても、指紋読み取り装置をごまかせることを発見。 更に、発汗の形跡をスキャンするアルゴリズムを使って読み取り装置を強化すると、 誤認識率は10%に低下することを発見。 この2つの結果に基づき、これからの指紋認証セキュリティーシステムは、 汗が重要なKEYになりそうです。 もともと、指紋や網膜パターンなどをKEYとしたセキュリティーシステムは、 アニメやスパイ映画の中での、スーパーハイテクノロジーな架空の技術でした。 いつの間にやら、会社の入室許可、ATMの暗証番号。 そして、パソコンや携帯電話のパーソナルデータの暗証番号まで、 個人の身近な鍵として浸透しています。 個人を特定するための、オリジナルな情報で個人情報を守る。 もう玄関のドアを開けっ放しにして、誰でも勝手に入ってきても安全な時代ではないほど 世の中物騒で、荒廃してしまったのでしょうか? 住民基本台帳基本システムの導入の時に、問題になった 【人を番号で認識しないで】 登録などで人権問題が問われる 【指紋の採取】 安全を守るためには、導入にも従順にならざるを得ないのでしょうか? 使用媒体によって、指紋、網膜、静脈に声。それに汗。 警察や病院もびっくりの、個人情報の登録見本市にもなりかねないですね。 誰でもかれでも信じるのは危険だからの、セキュリティーシステム。 身も蓋も無い話ですが、その割にかなり無防備に思えてしまいます。 しかし、最先端で優れているといわれる認証システムは、 まだまだ開発や実証が始まったばかり。 完璧には程遠く、個人が持つ電子化のスキルやツールの侵害に立ち向かえるのかどうかさえ、 検証が整備され、万全の体勢とはいっていないように思います。 そもそも、OCRの延長線にあるような認証システム。 デジタル化である以上、最終的にコンピューターに届く信号は1と0。 実体が無くても、1と0のパターンを入手すれば、たやすく情報を取り出せてしまうわけで。。。 こんな素人の不安や疑問が、 単なる知識不足や妄想の域であることを願うばかりです。 間違っても、揚げ足し取りだと逆ギレな事態でありませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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