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カテゴリ:ころつん便り
骨に響く音楽…ペガソが骨伝導ヘッドホン新製品を Yahoo!ニュース-コンピュータニュース - 12月28日(水)13時4分 耳の聞こえないベートーベンが、作曲した曲を確認するために 口にくわえたタクトをピアノに押しつけ、音を聞いたといわれているのは有名なお話。 これは、口にくわえたタクトをピアノに押しつけた歯の振動を 頭蓋骨の振動として音にしていたからです。 そもそも音を認識するには、 空気の振動を鼓膜で受けて、その鼓膜の振動を三半規管に伝え、 その三半規管の振動が聴覚神経に伝わり、音を認識できるようになります。 頭蓋骨で受けると、直接三半規管に振動が伝わり、 その三半規管の振動が聴覚神経に伝わり、音を認識できるようになります。 空気の小さな振動で頭蓋骨直接震わせることは難しいので、 小さな音や繊細な音の聞き分けは、できません。 ただ、あたりの雑音を大きくて目的の音が聞き取り難い場合、 骨伝導を利用した製品は、役に立つでしょう。 以前、骨伝導を利用した携帯電話のCMもありましたね。 屋外で使う場合、ヘッドホンを聴きながら歩いていると 周りの音が聞こえなくて、危険ですよね。 でも、骨伝導ヘッドホンならば、直接耳を塞がないから 聞こえるから危険を回避しやすいです。 音の情報を取る手段が耳だけでなく、骨。 骨伝導の分野は、これから興味深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.12 02:37:53
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