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アンチエイジングの鬼

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2009年04月04日
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みなさま、こんにちは。
桜がきれいですねー
昨夜、家族で上野公園にお花見に行ってきました。

sakura

すごい人でしたが、なんとか場所を見つけてお弁当を食べながらワインをゴクリ。
そのあと、トランプして遊びました。
なかなか楽しかったです。今年も、桜を見れて良かった☆

さて、今日は久々に主食について書きたいと思います。
今、マクロビオティックや自然食ブームのため玄米を食べている方も増えていますが、よくこのブログにも書いているように、玄米は精米したお米に比べて皮が硬く、消化が難しい傾向にあります。
消化が悪いので、いくら白米より栄養価が高くても、栄養価の吸収率も落ちます。
ただ、圧力釜で柔らかくうまいこと焚いたり、おかゆにしたり、とにかくゆっくりよく噛み、あと胃腸がとても丈夫で消化能力の高い人で、アゴが丈夫な人であれば大丈夫だと思います。
こういうことは、実際食べてみてご自分の体の声を聞いて判断するのが一番だと思うのです。

玄米に含まれるフィチン酸は体内の鉄やカルシウムと結びついてフィチン酸塩になって体外に排出されてしまうので、妊娠中や成長期の子供にとってはあまり良くないですが、これは発芽玄米にしてしまえば解決します。
あと、フィチン酸は体内の有害金属を出してくれる働きもあるので、時々食べるとデトックスになると思います。
そのため私はブラックジンガー玄米や、ブラウンギャバを少々食します。

ただ、鬼的には、玄米を毎日漫然と食べる、、ということに関しては上記のことを総合的に考えてやめています。
玄米を精米し始めたのはいつなのか?そもそも日本人は昔は本当に玄米を食べていたのか?
お米の歴史に詳しい、社団法人米穀安定供給確保支援機構の藤原さんにお話を伺ったり、いろいろ史実を調べてみました。


お米の稲作が入ってきたのは弥生時代ですが、収穫量が今のように多くはなく、国民の主食はアワ、ヒエなどの雑穀や、さといも、どんぐり、くるみなどだったようです。


玄米も食べていましたが、杵を使って臼でついて、完全には無理ですが、出来るだけ精米して食べやすくしていたようです。
玄米を脱穀、精米するための臼や杵は、稲作の伝来と共に、弥生時代からすでにあったのです。

精米用具としての杵と木臼、石臼など(一番下)

上記の岩手農業研究センターのサイトには、「穀物の脱穀や精白・製粉の用具として搗き臼と杵は弥生時代から使用されており、大正時代まではどこの家にも必ずあった。」とあります。
奈良時代や平安時代には「じんがら」とか「台唐」「唐臼」とか呼ばれる穀類を精穀したり、玄米を精米するための足で踏むタイプの臼が日本に入ってきています。
唐臼は、万葉集にも出てきます。

じんがらの写真
台唐の写真(一番下)


その後もっと効率の良い水車を使った精米が始まります。
ただ、白米は高級食で、あくまでも一部の公家だけが食べていたようです。


こういう史実や昔の道具を見ると、なんとかして硬い玄米を、食べやすくしようという工夫が、そもそも稲作の伝来時代からあったのは確実です。


江戸時代になって、この水車を使った精米技術が広がり、ようやく町人以上は白米を食べれるようになりましたが、一般の農民は年貢として納めると、自分たちの食べる分は少ししかなく、主食はやはり雑穀やイモだったようです。
この頃、江戸の町人たちが、野菜不足なのに白米を主食にしたために、ビタミンB1不足で江戸患いと呼ばれる脚気になる人が増えたことは有名ですが、田舎に帰ると治ったそうです。
田舎では雑穀やイモ類が中心。
玄米も食べましたがもちろんそのままではなく、そのまま炊くと柔らかく焚くのに大変な薪の量がいるので、臼でついたりしてなんとか調理しやすいように工夫はしていたようです。
その後戦前も戦中もとにかく食糧難だったため、日本で国民の大半が、白米を今のように主食のメインとして食べているのは、実は歴史が浅く、戦後になってからなんですよね。


こういう史実を見ると、「白米を食べてきた歴史」も、今のブームのように「まったく精米しない玄米を食べてきた歴史」も、実は日本人古来の食生活ではないということが言えると思います。


この道具を見ると、どんなに米を精米するのに力がいったのかと思います。
そこまでして米を精米しようとしたのには、それなりの理由があると考えるほうが妥当です。
なぜ21世紀の今、精米の技術がこんなに進歩したのに、奈良時代にすらやってないような食べ方を無理にする必要があるのかなーと疑問に思ってしまいます。
ただ、同じ理由で完全なる白米を食べることにも疑問を感じます。
第一GI値が高すぎると思うのです。

私の家では玄米でお米を購入し、毎日精米機でお米を精米します。
精米は7分つき、5分つき、3分つきなどいろいろ精製度が選べるのですが、私は主に7分つきにして(5分つきでもいいと思います)、そこに2割程度雑穀を混ぜて食べます。
精米器を使う理由はこの3つです。

、お米は精米すると酸化が進むので、精米したての新鮮なものを食べたいため
2、お米のミネラル、ビタミンをもう少し残した分つき米にしたいため
3、新鮮な米ぬかで漬物を漬けたいため


(追記)精米機のお問い合わせを何件か頂いたのですが、私が使っているのはタイガーの精米機能付米とぎ機(RSD-A100/WL)です。
私が使っているのは旧タイプで、今はもう少しスピードがアップしたバージョンアップ版となっていました↓



玄米は白米に比べると栄養価は高いですが、実は穀類全体では、そこまで飛びぬけて栄養価が高いわけではありません。
例えば玄米は100g中カルシウムが10mgですが、あわやきびは11mg、ひえは12mgで、アマランサスは、なんと168mgです。
カリウムは玄米は250mgですが、あわは330mgで、ひえは320mgで、アマランサスは624mgです。
鉄は玄米は1.1mgですが、あわは2mgできびは1.8mgでひえは1.7mg。アマランサスなんて24.8mg!

こういう栄養素を比べると、玄米はそこまで苦労して食べなくてもいいように思うのです。
ひえ、あわ、きびなど、古くから食べられてきた日本の雑穀はすばらしいんです。
そしてアマランサスは南米産の穀類であり、本来日本のものではありませんが、繊維も玄米の倍以上多く、ものすごく栄養価の高い穀物の王様なので、私は摂り入れています。
白米はたんぱく質や糖質は玄米とさほど変わりませんが、その他のミネラルビタミンがやはり減ってしまいますので、分付きにしてもう少し残し、雑穀をプラスするわけです。
雑穀は意外と無農薬のものが少ないですが、以下の3つは無農薬です。




こういうブレンドしたものも便利ですね↓






日本人の食の歴史を振り返ると、大切なことが見えてくる!
ビューティー雑穀命!そして今日も鬼は、分つきに精米しちゃいます!!




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Last updated  2009年04月06日 13時53分06秒
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