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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさんこんにちは。
今日は暑いですねー さて、私のコスメブランドのページを見ている方はもうご存知だと思いますが、最近私は新たなアガベシロップのシリーズにかなり夢中。 その名も「プレミアムローアガベシロップ」!! そう、なんとロー、すなわち加熱していない酵素が生きているアガベシロップなんですよ。 このアガベシロップを知った時は、ローのアガベシロップがあるんだという驚きでいっぱいでした。 アガベってメキシコで栽培されるサボテンの仲間の植物なんですが、何種類もあって、これはサルミナアガベという種類で、その樹液100%がアガベシロップです。 通常は加熱することで甘くなるアガベシロップですが、このローアガベは熱ではなく酵素を使って甘さを引き出しているんです。 生のアガベにはカルシウム、鉄分、リン、マグネシウム、カリウム、ビタミンB、E、C、D、亜鉛、セレン、クロムなど、いろんな栄養成分がいっぱい。 でも味的にもテクスチャー的にも今まで知っているアガベと変わらず、とても使いやすいです。 しかも482gで2280円と、比較的安い! 関税が高いため値段がネックでなかなか世の中に広まらないアガベですが、これで少しは広まるといいなと。 このアガベシリーズには、なんとチョコクリームもあって、アガベとココアパウダーとバニラビーンズとヒマラヤ岩塩だけで出来ています。 これも、岩塩を除く全部の原料がロー。しかもオーガニック。 砂糖使ってないとはとても思えないほど、うっとりとするチョコクリームです。 アガベシロップは果糖が70%~80%でショ糖が3%程度で残りはイヌリンとブドウ糖。GI値は25~30。 白砂糖はGI値109ショ糖97.80%、メープルシロップはGI値73ショ糖63%、てんさい糖はGI値65ショ糖85%。 これらの代替品として、アガベはかなり優秀です。 なんで私がGI値を気にしているかと言うことを、今一度書きますと、 血糖値が急上昇すると「ブラウニング反応」が体内で起きて、体中で炎症が起きて老化を早めると言われているからです。 この炎症が肌で起きると深いシワやシミ、たるみの原因にもなります。 ところでアガベは果糖が多いんですが、じゃあピュアな果糖がいいかというと、それは違うんですよね。 果糖に関する実験で出てくる果糖のマイナス面というのもありますが、それらの実験で使われているのは、常にピュアな果糖です。 私は果物や植物の中に含まれている果糖と、そこから取り出してピュアに精製した果糖とは体に対する作用としては別物と考えていいと思っています。 精製してピュアになると、悪い面が多く出てくるものって結構あります。 果糖の粉糖や、清涼飲料水に含まれる高果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖はその典型です。 例えばアガベに含まれるイヌリンは多糖類で食物繊維なんですが、糖の吸収を穏やかにするとともに腸内環境を整える効果が大きいとされています。 このように、ただ精製された果糖と樹液100%であるアガベとはいろんな意味で違うと考えています。 ただ、アガベだからってどんどん食べるべきというものでは、もちろんありません。 あくまでも砂糖の代替品として、体に優しい甘味料というだけです。 実は、ここ数ヶ月このアガベシロップの甘みだけを使ったスイーツの企画もしています。 なんでやろうと思ったかと言うと、うちの患者さんで糖尿病なのにスイーツが大好きで、どうしてもやめられない男性の方がいまして。 やっとチョコレートをやめてくれたと思ったら、実はそれがビスケットに代わっていただけと、ある日発覚。 その他、甘い物大好きな女性の患者さんで、どうしても食べちゃうんですという方も何人かいらっしゃいます。 鶴見先生も「がんを治すために食事療法の治療に来ているにも関わらず「スイーツをやめろっていうのはつらいものがある」と嘆かれる」とたまにこぼしていらっしゃいます。 そんな時、もし罪悪感なくたまに食べられ、しかもおいしい大丈夫お菓子があったら、どんなに良いだろう。そう思ったのがはじまりです。 もちろんアガベを使ってるといえども、食べすぎは禁物ですが、たまには心の栄養として甘い物も食べたいという時にこういうのがあればいいなーというものを考えています。 だいぶレシピも仕上がってきたので、あと1ヶ月くらいで発売できるかなと思っています。 ところでケチャップやソースなどの加工品に意外と結構な白砂糖が入っている場合が多いですよね。 そこで、うちで使っている砂糖の入っていないケチャップとソースを紹介します。 ケチャップでは初めて食塩、砂糖をまったく使っていない「オーガニック フルーティーケチャップ」です。 なんと100%オーガニック原料で、有機JAS取得。 原材料:有機トマト、有機濃縮ぶどう果汁、有機醸造酢、有機たまねぎ、有機香辛料 塩分も砂糖も入っていないのに、めちゃめちゃおいしいですよ! リコピンもたっぷり! リコピンの抗酸化作用はビタミンEの100倍、ベータカロチンの2倍強いですからねー リコピンには細胞のガン化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化する機能があるのですが、 この季節特に頼もしいのは紫外線を浴びることによって肌の表面に発生する活性酸素をやっつけ、メラニンの生成を促す物質の発生を抑制するので、美白効果があるところ! 効果を期待するには、1日に15mgのリコピン(トマト大2個分)が必要です。 トマトジュース1本には18mgのリコピンが入ってるそうなんで、トマトが食べられない日は、酵素はないものの、市販のジュースでもいいと思います。 さて、砂糖を使っていないソースはこちら↓ このソースは砂糖の代わりに麦芽水飴使用です。 ただ米飴とか麦芽水飴ってどこのメーカーに聞いても糖質の組成を詳しく調べているところがないんですよね。 GI値も精製された水飴は86ですが、精製していない水飴のGI値って私が知る限りどこにも載っていないので、正確には分かりません。 米飴の主成分の麦芽糖のGI値は、信頼できるデータを見るとなんと105なんですよ。 しかし麦芽水飴の麦芽糖の比率は60%くらいだそうで、食物繊維であるデキストリンが多いらしいので、そのためGIを下げているのではないかと推察してます。 うちでは、上のソースがない時は自分でソースを作っちゃいます。 無糖のトマトピューレとアガベが家にある方は、ぜひ試してみて下さい。 材料 トマトピューレ(無糖) 大さじ1 しょうゆ 小さじ1 アガベシロップ 小さじ1 こしょう 少々 材料をただ混ぜるだけです。 お好みでマスタードなども入れてもOK。 見た目はケチャップっぽいですが、味はソースです。 血糖値は急激に上げない! これはやはり、アンチエイジングの基本です。 人気ブログランキングに参加中! ↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。 これを励みに頑張れます! blogランキングに1票投票する いつも応援クリック本当にありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月27日 19時16分26秒
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