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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
今日は1日、息子の手をひいて、近くを散歩したりしてポヤーンとすごしていました。 ここしばらく怒涛のように忙しかったんですが、やっと一段落ですかね。 何が忙しかったかというと、石井さんのアドバイスを受けて畑のサニーレタスに防寒シートをかけたりする畑の冬支度。 それから私のコスメブランドで1周年記念の香水とストロベリーオイルセラムの限定販売があったので、これの準備で大忙しでした。 香水は100個限定だったので、本当にあっという間に完売してしまい、ストロベリーのオイルセラムだけ、まだわずかに残っています。 私は人工香料の香りがダメで、香水をつけると気分が悪くなってしまうのでつけませんが、これは精油で出来た天然香水なので、ほんとにいい香り、、、 大好評だったので、また何かの記念のおりにでも、また違った香りでやろうかと思います。 「無香料」というのが、日本ではまだまだ良いイメージがあるみたいですが、香料にもいろいろあり、合成香料ではなく、植物が持つ香りの分子だけを変にいじらずにそのまま集めた「精油」というものが、人の心を落ちつかせてくれたり、肌の細胞を活性化してくれたり、ハリを与えてくれたりという作用を持つことは、日本ではアロマテラピーの歴史が短く、あまり浸透していないですよね。 でも、古くは5000年前のエジプトの書に、すでにフランキンセンスやミルラなどのハーブの利用について記されていますし、ヨーロッパでも古くから病気の治療薬としてハーブが栽培され、紀元前460年に生まれた古代ギリシャの医師ヒポクラテスもハーブの処方を400種類以上書き残しています。 古代より宗教儀式にも香木や花が用いられ、ハーブを焚くことで病魔を退散させたり、神とのつながりを得るために使われる神聖なものでもありました。 イギリスやフランスでは植物の持つ香りの成分である精油を使ったアロマテラピーを美容や健康のために用いて、これらは現在でもさかんに行われています。 インドでもアーユルヴェーダで多くの植物を使いましたし、中国でも漢方療法の歴史は古く、現在も多くの植物が漢方薬として使用されています。 日本でも考えてみれば、春の七草や五月の菖蒲湯、冬至の柚子湯など、私達の近くに植物療法がいつも自然に存在していました。 近年、フィトケミカルと呼ばれる植物が持つ抗酸化成分が次々と発見され、化学物質からハーブへと人々の関心は再び戻りつつあります。 そういや22日に柚子湯は入りましたか?まだの方は今夜にでもぜひ! 柚子の精油成分には血行を促進させる働きがあるので、お風呂に入れると体を芯から温めます。 新陳代謝も活発になるので、冷え性にも効果バツグン! しかし、まだまだ日本には精油や植物オイルを重要視したコスメがそんなにありません。 だからオーガニックコスメはほとんど外国産ばかり。 それもそのはず、アロマの歴史が長い国の方が、植物原料をたくさん作っていますから、日本にはオーガニックの植物原料そのものが少ないのです。 私もほとんどの植物エキスに関してはオリジナルのものを、日本で無農薬で栽培されたハーブから抽出して作っていますが、いつかは自分の畑で自分自身でハーブを育ててそれを原料としてみたいし、来年は無農薬無肥料でお米も作るので、その米ぬかからビタミンEの多い米ぬかオイルを抽出して、コスメに使いたいという夢もあります。 私は植物オイルや精油が大好き! コスメの開発をやってて良かったと思うのは、いつも原料情報を集めているので、世界中の珍しい植物原料を手にとって試せる機会が多いこと。 この冬商品化したボディクリームに使ったプルーンシードオイルや、1周年記念セラムに使ったストロベリーシードオイルの2つは、本当に感動ものでしたね。 普通、植物オイル単独ではそこまで良い香りのものはないんですが、この2つはそれ自体が果実の香りそのもので、めっちゃめちゃおいしそうな香りがするわけです。 香りがいいだけじゃなくて、プルーンシードオイルはビタミンEがすごく多いので、肌のコラーゲンのダメージを予防し、抗酸化作用がありますし、ストロベリーオイルは美白作用や、抗シワ作用があるんです。 私の手元には、他にもオイル単独でSPF50くらいある植物オイルとか、美白作用のすごい植物オイルとか、まだまだ珍しい世界中の植物オイルがあるので、これを使って今後どんなコスメを作ろうかほんとにワクワクしています。 さて、植物の話をもうひとつ。 今度は食べるほうの植物の話です。 鶴見先生の蘇生会の講演会のパーティーで、ナチュラルシードさんが取り扱う沖縄の珍しい野生種のハーブのスムージーを飲んだのですが、次の日の黄金が本当に見たこともなくくらい、あまりにもすばらしいものが出て、感動し、今後隔週でこの生ハーブを取り寄せることにしました。 ↑これが、世界を救う野菜と呼ばれているモリンガの葉です! なんとオレンジの7倍のビタミンC、牛乳の4倍のカルシウム、人参の4倍のビタミンA、バナナの3倍のカリウム、牛乳の2倍のたんぱく質があるんですって!驚愕!! 地球上にある植物の中で、最も高い栄養価を含んでいることが証明されているそうです。 沖縄にあるモリンガという木の葉だそうで、嬉しい事に意外とサラダにそのまま入れても食べれないこともないんですよね。 もちろん、リンゴなんかと一緒にスムージーにしちゃうのが一番飲みやすいでしょうけど。 欲しい方はナチュラルシードさんの野菜セットを申し込んで(在来種を選ぶこと)備考欄に「モリンガを入れて下さい」と書けば入れてくれます。 すごくエネルギーの高いハーブなので葉が黄色くなりやすく、モリンガを生のままで宅配してくれるところなんて、まず普通有り得ませんから嬉しい限りです。 さて、最近もう一つ無肥料無農薬の宅配を見つけました。 沖縄県なんですけど「むい自然農園」というところです。 ここも無肥料、無農薬なだけでなく、ほとんどを固定種、一部を自家採種でやってらっしゃるそうで、F1種は1割程度しかないそうです。 今回来た野菜は青パパイヤ、ナス、ピーマン、島菜、水菜、サラダ菜、大根葉、葉にんじん、バジル、シークワーサー。 野菜は10種類も入って、2000円。 送料は1120円(関東)でしたが、野菜自体の値段は無農薬無肥料の中ではかなり安いほうだと思います。 むい自然農園の野菜の魅力は、やはり沖縄ならではの青パパイヤとか島菜とかシークワーサーなんかが入ってくるところですね。 それに本島の自然農法では終わっているナスやピーマンなんかもあるのが、さすが温暖な地域。 青パパイヤにはパパイン酵素がすごく多いので、たんぱく質の消化も助けてくれるし、鎮痛効果や高血圧予防にもいいんです。 我が家は千切りにして、サラダに入れて生でいただきました。 ↑写真は送られてきたもののごく一部です。 長持ちするように写真のように野菜の根を残して、その部分を濡れた紙に包んで送られてくるんですよね。 すごく丁寧で、感動です。 こういう農園がとにかく日本中に増えて欲しい! こういう農園の野菜を出来る限り買うことは、日本に本物の野菜を取り戻すサポートにもなります。 買い物でも世界を変えられる! そして、その上自分自身や家族にも健康美容効果があるんだから、嬉しい限りです! むい自然農園 今、野菜の栄養価がどんどん落ちています。 例えばほうれん草に含まれるビタミンCは、20年前の半分に減ってしまいました。 昔は種も自家採種で、農薬や肥料もここまで過剰ではなく、植物は旬のものばかりでした。 無肥料無農薬で在来種や固定種の野菜を食べると、なんというか味が素直で、その野菜本来の個性が際立つ味がします。 今の品種改良されつくした、無個性の野菜とは似て非なるものがあるんですね。 有機肥料すら使わない無肥料なので、植物の根はとても長く、土の奥深くまで栄養を探していますから、肥料なしでも逆に栄養価もとても高くなります。 確かにスーパーの野菜と比べると値段は高いかもしれませんが、栄養価を比べてみたら、案外かえって安いのかもしれません。 さて、他にもまだまだ書きたいことがあまりにも溜まっているのですが、また文字数オーバーとなりそうなので、このあたりにしておきます。 外側からも内側からも、植物が持つエナジーを頂こう!! 人気ブログランキングに参加中! ↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。 blogランキングに1票投票する 「アンチエイジングの鬼プレミアム」好評発売中! アマゾンなどネット書店、全国の書店でも販売中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2009年12月23日 22時48分00秒
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